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キッチンと洗面台を合体した「MIXINK」 三菱地所レジ

キッチンと洗面化粧台が一体になった「MIXINK」(ミキシンク)

三菱地所レジデンスは、タカラスタンダードと共同で、キッチンと洗面台の機能をひとつにした新しい水回り住設機器「MIXINK」(ミキシンク)を開発した。第1号物件として品川区西五反田二丁目に建設中の「ザ・パークハビオ」に導入される。

キッチンと洗面化粧台を一体化させて水回りの省スペース化を実現する住宅設備機器。調理にも洗面にも利用可能な流し台と、IHコンロ、レンジフード、鏡、収納を備え、周囲はホーローパネルで仕上げた。マグネットを使ったカスタマイズも可能になっている。

賃貸のワンルームマンションは水回りの設備が定番化され、制約になっていたが、最も重視されるという生活スペースの拡大を目的として、当たり前に配置されていた水回りの設備で兼用可能なものを合体させた。

例えばキッチンと洗面所のスペースがひとつにまとまることで、居室を7畳から8.3畳と、約18.5%拡大させることができ、デスクや棚を置くスペースを創出できるとする。

MIXINKを採用した間取りの例

三菱地所レジデンスは、賃貸マンションのシリーズ「ザ・パークハビオ」で今後もMIXINKの採用物件を増やす予定。同様の機能を集約し空間を創出するプロジェクトをホテルや分譲マンションなどへも拡大していく。