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ウブロのスマートウォッチに「EURO 2020」モデル。購入者にNFT
2021年5月13日 17:21
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパンは、腕時計ブランド「ウブロ」の新作として、コネクテッドウォッチ(スマートウォッチ)の特別モデル「ビッグ・バン e UEFA EURO 2020」を発表した。公式オンラインストアでは5月12日から2週間の先行販売を行ない、その後に店舗でも販売される。世界限定1,000本で、価格は682,000円。公式ストアでの購入者には先着で関連コンテツのNFTも提供される。
WearOS by Googleを搭載するウブロのスマートウォッチ「ビッグ・バン e」をベースに、サッカーの欧州選手権「UEFA EURO 2020」の開催を記念した特別モデル。ベゼルには、開催当初に予定されていた12カ国の国旗があしらわれている(コロナ禍による延期を経て11カ国で開催)。
ケースは、ブランドを象徴するモデル「ビッグ・バン」のデザインを採用。ブラックセラミック製で、ケース径は42mm。タッチスクリーンはサファイアクリスタルで、ディスプレイはAMOLED。
サッカー専用アプリが搭載され、試合とリアルタイムに連動。時間経過などに加えて、審判が出したカード、選手交代、ペナルティ、ゴールなどの情報を確認できる。ユーザーは、各国の色のダイヤルデザインのデータをダウンロードすることもできる。別売りでチームのカラーにちなんだラバーストラップも用意される。
ディスプレイの直径は30.8mmで、390×390ドット、327ppiの有機EL(AMOLED)。防水性能は3気圧。チップセットはクアルコムのSnapdragon Wear 3100。Bluetooth 4.2、無線LANはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)をサポートする。バッテリー容量は300mAh、充電時間は2時間30分。
なお、大会の全審判員には、特別な「ビッグ・バン e レフェリーウォッチ」が用意される。タイムキーピング、ゴールラインテクノロジー、VARシステムとも連携する機能が搭載され、試合で使用される。
このほか、ウブロのアンバサダーやサッカー界のレジェンドがテーマに沿って語るポッドキャスト番組「ウブロ フュージョン ポッドキャスト」が制作される。Webサイトなどから誰でも聴取できる(英語)。全12回を予定し、第1回は5月12日に公開済みで、サッカー選手のキリアン・ムバッペが連帯感をテーマに語っている。
「ビッグ・バン e UEFA EURO 2020」ではまた、業界初という取り組みとして、関連コンテンツのNFTも提供する。ウブロの公式オンラインブティックまたはウブロブティックでビッグ・バン e UEFA EURO 2020を購入し、「ウブロティスタ」コミュニティに加入した先着200名が対象で、上記のポッドキャストの1エピソードのダイジェスト版が入ったNFT(非代替性トークン)がプレゼントされる。このNFTはConsenSysの主導で開発されたもので、イーサリアムのERC-1155規格を使用、NFTのマーケットで交換もできる。