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ミズノの雪駄「SETTA C/6」に新色。カーボン繊維・低反発素材採用

ミズノは、雪駄の形状の原型を留めながら、最新技術により履き心地を向上させた「SETTA C/6(セッタ シーシックス)」に新色を追加するとともに、サイズレンジを広げジェンダーレス仕様で、4月29日に発売する。価格は17,600円。

SETTA C/6は、雪駄のインソール内部にカーボン繊維強化プラスチックを採用したモデルで、2020年にミズノのフットウエアにおける新たなアプローチとして開発した。

独特の転がり感と弾性のある履き心地となるよう、つま先部が高く、中足部を下げたアーチ形状を成型。フットベット(表)部分は涼しげな麻調織物、ミッドソール部分には低反発発泡ウレタンを採用している。

鼻緒の先端“先緒”(さっきょ)にはポリエステル起毛PU加工を施し、肌触りが良く、痛みが出にくいようにしている。アウトソールにはコルク材を使用し、共同開発を行なった「大和工房」とミズノのロゴを配している。

品番/サイズ展開は、D3JS211409/ユニセックスSSS~LL、D3JS215609/ユニセックスS~LL、D3JS215662/ウィメンズS~L。販売はミズノ公式オンラインショップ、ミズノ直営店など。

ミズノはこれまで、ゴルフのシャフト、テニスラケット、野球バットなどにカーボンを使用し、素材の特性や加工に関するノウハウを蓄積しながら、その軽さと弾性によってスポーツ用品を進化させているという。

カーボン繊維強化プラスチック(CFRP)は、カーボン繊維に柔らかくなったプラスチックを染みこませて固めたもの。軽量かつ高強度という特長から、飛行機や鉄道車両、自動車、電化製品などの分野で金属の代替素材として、製品の生産をミズノテクニクスが担い、本格的なカーボン事業を行なっている。