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DNP、歯磨き容器も「抗ウイルス」にするラミネートチューブ
2021年1月28日 16:32
大日本印刷は、チューブ容器の胴部分の表面に抗菌・抗ウイルス性能を持たせたラミネートチューブを開発した。
歯磨き製品やハンドクリーム等に使われるラミネートチューブは、一日で複数の利用が想定されるため、抗菌・抗ウイルスへの対応が強く求められているという。
抗ウイルス性能を高めたキャッシュカードや住宅用内装材などの開発によって培った技術を活用。抗菌・抗ウイルス性能を持つ材料を表面に塗工した。店頭など、繰り返し押し出して使用される場合でも性能を保ち、衛生的に使うことができる。抗菌製品技術協議会(SIAA)の認証を取得する予定。
ラミネートチューブとしての意匠性や機能性(耐光性・耐摩擦性)などは従来品と同等。歯磨き製品やハンドクリーム、日焼け止めなど、日常的に使われる生活用品での使用を想定している。
2023年度までの累計で10億円の売上を目指し、今後は、紙器やパウチなどにもラインナップを拡充していく。