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「バーチャル丸の内」誕生。三菱地所「まちのDX」

バーチャル丸の内の「マルキューブ」

三菱地所とクラスターは、丸の内をバーチャル上に再現した配信プラットフォーム「バーチャル丸の内」を構築し、クラスターが提供するアプリケーション「cluster」上で2月21日より公開する。PC、iOS 13.0以降、Android 9.0以降で利用可能で、料金は無料。

実際の丸の内ビル1階「マルキューブ」

コロナ禍でまちを訪れなくても、丸の内を身近に感じられる仕組みや空間を作ることで、新しいまちの在り方を提案・検証する取り組み。丸の内ビル1階のイベントスペース「マルキューブ」を再現し、映像配信が可能なイベントステージを設置。イベント・カンファレンス等のライブ配信ができる。

イベントステージのイメージ

ユーザーはどこからでもイベント参加が可能で、アバターを介してコメントしたり、エモーション機能によりハートや拍手を送ったり、様々な色のペンライトを振ったりするなど、反応や感情を伝えることでイベントを楽しめる。

参加方法はPCまたはスマートフォンから専用ページへアクセスし、「cluster」アプリをダウンロード。TwitterやGoogleなどのアカウントで登録して参加する。利用料金は無料。

三菱地所はこの取り組みにより、デジタル空間でのまちのあり方やリアルなまちとの融合などを検証することで、まちのデジタルトランスフォーメーション(City DX)を推進。クラスターは、バーチャルで「集まる」体験を再定義し、新しいエンタメ体験を提供する。

公開初日には、オープニングイベントとして「よしもと有楽町シアター」と共同で「バーチャル丸の内フェス」をリアル、バーチャルの両方で開催予定。1月21日よりリアル会場用のチケット先行販売を開始する。リアル会場チケットの価格は、前売り1,500円、当日2,000円、通し券2,500円。バーチャル会場への参加は無料。