多摩でMaaS「TAMa-GO」。京王の乗車券・買物券がセットでお得

京王電鉄は、東京都が公募した「令和2年度MaaS社会実装モデル構築に関する実証事業」に採択された東京多摩エリアでのMaaSのサービス名を「TAMa-GO」とし、2021年1月13日から2月28日まで実施する。

25日に開設したスマートフォン専用サイトにより、「交通サービスの統合」、「ラストワンマイルの補完」、「生活利便性の向上」、「エリアの魅力発信」の4点から様々なサービスを提供する。チケットの販売価格は950円～5,000円。各種サービスは、2021年1月13日から順次提供される。

名称の由来は、「多摩＋MaaS＋GO＝TAMa-GO」。孵化しようとしているタマゴを想起させることで、新しい生活スタイルがここから生まれることを印象付けている。ロゴマークの緑は、多摩エリアの豊かな自然をイメージしており、ヒビに見立てた矢印は、お出かけのナビゲーション機能を表現することと、ユーザー数増加の願いを込めている。

1月13日から、京王線乗車券に京王聖蹟桜ヶ丘SCお買い物券や多摩モノレール・京王線乗車券、京王高尾山温泉/極楽湯入館券などがセットで割安に購入できるデジタルチケットを販売。また、多摩エリアや高尾山エリアのお出かけスポット情報をデジタルマップで提供する。

1月26日からは、駅と自宅の移動をさらに便利にするため、聖蹟桜ヶ丘駅から特定エリアに向かうタクシーの相乗り型輸送サービスを実施。

2月1日からは、バスの金額式IC定期券利用者向けに、京王多摩センター駅最寄りのサテライトオフィス「KEIO BIZ PLAZA」、シェアサイクル「HELLO CYCLING」および駐車場利用券をセットにした「モットクサブスク」を100名限定で販売する。