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広島スタジアムパーク、パース公開。サッカースタジアム+広大な芝生広場
2020年12月10日 17:15
サンフレッチェ広島は、広島市、広島県、商工会議所と協力して推進している「HIROSHIMA スタジアムパーク PROJECT(広島スタジアムパークプロジェクト)」の、6種類のイメージパースを公開した。12月17日にはイメージCG動画を公開する。
広島スタジアムパークプロジェクトは、広島市の都心部に位置する中央公園広場に、世界に誇れるサッカースタジアムと、広大な芝生広場を中心とした「スタジアムパーク」の実現に向けたプロジェクト。広島都心部の回遊性を高め、広島の街が「遊びに行きたい・働きたい・住みたい・暮らしたい」魅力のある都市に発展していく契機になることを目指す。
サンフレッチェ広島は、ファン・サポーター、県民・市民、県内外のすべての関係者に対するプロジェクトの情報発信を強化。具体的かつ夢のあるイメージを想起させ得る情報発信を行なう基盤として、「HIROSHIMA STADIUM PARK PROJECT 特設サイト」を9日に公開した。
特設サイトで、スタジアムパークのイメージパース6種類を公開。またイメージCG動画を、12月16日の柏レイソル戦の際に大型ビジョンで先行公開し、17日に特設サイトで一般公開することを告知している。
都心に立地する「街なかスタジアム」という特性を活かし、1年中にぎわいのあるサッカースタジアムとするため、広場とスタジアムの複合化や多目的化、多機能化を計画。
サッカースタジアムは、臨場感・躍動感・一体感が感じられるよう、スタンドとピッチが近接した観戦環境を提供。シートは前後左右に余裕を持たせ、雨の日にも濡れることなく観戦ができるよう屋根を設置する。
試合日以外にも楽しめるサービスの提供を目的に、公園に面したスタジアムの側面には、カフェ・レストラン・商店・サービス施設を誘致。中央公園の緑と太田川の水を活かし、様々な世代が日常的に遊びやスポーツ等を楽しめる、都心のオアシスとなるような空間の創出を目指す。
また、平和記念資料館、原爆ドームといった平和記念公園から旧市民球場跡地、広島城や、紙屋町・八丁堀、本通り周辺に至る、中央公園全体を使った新たな大周遊ルートを形成。広島市都心に新たな賑わいを生み出す。
さらに水上タクシーなどの水上交通との接続、SUPやカヤック、カヌーといったリバー・スポーツと連携することで、施設の魅力向上を図る。
所在地は広島市中区基町15 中央公園広場、敷地面積は約85,600m2(中央公園全体:約427,600m2)。