ニュース
居酒屋「和民」から「焼肉の和民」に。120店舗を転換
2020年10月5日 19:34
ワタミは、外食事業における新たな基幹事業・新ブランドとして、焼肉業態「焼肉の和民」を展開。1号店の大鳥居駅前店(東京都大田区)を10月5日にオープンした。
ワタミでは、従来の居酒屋業態店舗から「焼肉の和民」への転換を加速し、2022年3月期末までに120店舗の出店を予定。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、「新しい生活様式下の外食ニーズの変化に応える新業態」として、焼き肉の和民への移行を進める
従来のワタミは、居酒屋「和民」など居酒屋業態を中心としていたが、順次「焼肉の和民」に転換。「駅前好立地を強みとした『焼肉の和民』を中心とした焼肉事業を、居酒屋業態にかわる当社の主幹事業と位置づけて展開する」と説明している。同社は、居酒屋「和民」、「ミライザカ」、「坐和民」などの店舗を展開きたが、居酒屋「和民」は全店舗が「焼き肉の和民」に転換する。
「焼肉の和民」では、オリジナルのブランド和牛「和民和牛」を提供。「牛本来の旨味やアミノ酸が豊富に含まれた低脂肪・低カロリーのヘルシーな和牛」としている。また、低価格にこだわったメニュー展開とし、食べ放題のコースは、2,880円、3,480円、4,380円の3種類を用意。単品メニューの「ワタミカルビ」は、希少部位をこだわり抜いたバランスのタレで味付けた“看板メニュー”として、390円で提供する。
焼き肉以外にも、ラーメン、各種サラダや色とりどりのデザートなど、サイドメニューを充実。アルコール類などのドリンクメニューも全80種類を用意し、「和民のDNAを受けついだ”楽しめる”焼肉屋」を目指す。
また、ニューノーマルを見据えた非接触型飲食店として、料理配膳 ロボットを導入。ロボットが配膳&下げ膳を担当する。肉や料理は”特急レーン”に乗って運ばれ、 従業員との接触率を抑制。従来の居酒屋業態に比べ80%減の接客減を実現し、ホール業務の効率化と新型コロナ感染拡大防止策を強化する。
1号店の「焼肉の和民 大鳥居駅前店」の所在地は、東京都大田区西糀谷3-37-11 ハイブリッジ21 3F。客席数は140席。