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ローソン、消費期限が近い商品を値引きしてau PAYアプリに通知。位置情報も活用
2020年9月24日 13:14
KDDIとローソンは、au IDに基づく属性情報や位置情報、決済情報を使って、ローソンの店舗で値引きを行なう実証実験を行なう。最大100Pontaポイント還元や対象商品の最大50%OFFなどを予定しており、期間は9月24日から10月31日まで。
実証実験では、顧客ニーズと店舗の在庫状況などに応じて、利用者ごとの特典をau PAY アプリを通じて“店舗周辺に来店しそうな時間”に通知。合わせて、店舗の廃棄ロス削減も目指す。
KDDIの保有するデータとローソンの購買データを活用し、利用者のニーズを分類。全国約13,700のローソン店舗を対象に、同分類に合わせた利用者ごとのおすすめ商品と特典提供の提案を、利便性の高いタイミングを想定しau PAYアプリにプッシュ配信する。
例えば、20~40代の働く女性向けに帰宅途中のタイミングで、来店前にデザートのおすすめを告知。商品を購入する特典として最大100Pontaポイントを還元する。
加えて廃棄ロス削減の取り組みも実施。店舗の状況に応じて、店舗周辺に来訪しそうな人に店舗限定の提案を来店前に行なう。
例えば、夕方夜間の時間を中心に消費期限が近付いた商品(お弁当/おにぎり/調理パン/調理麺/ベーカリー/デザートなど)を最大50%OFFする値引き情報を、対象者au PAYアプリにプッシュ配信。廃棄ロス削減を実現する。対象店舗は埼玉県内10店舗で、店舗単位の施策により、個店のマーケティング施策の効果を検証する。
特典提供の適用条件は、「対象店舗で本実証実験期間内に商品を購入すること」「会計時にPontaカード、もしくはアプリのデジタルPontaカード画面を提示すること」。
今回の実証実験は、新たな消費体験の創出に向けた取り組みの一環。2021年春から本格展開し、2021年度中の全国のローソン店舗への導入を目指す。