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Luup、電動キックボード公道走行実験のモニター参加者を公募。都内で10月実施

電動キックボードシェアの「Luup」は、10月以降に実施予定の電動キックボードの公道走行実証の参加者事前公募を開始した。千代田区・新宿区・渋谷区・世田谷区在勤で原付免許を保有する人が対象で、1人につき1台の電動キックボードとヘルメットを貸出する。

電動キックボードの公道実証実験は、産業競争力強化法に基づく「新事業特例制度」を用いたもので、10月中旬以降の開始を予定。提供方法や実施エリア、提供台数を制限した上での実施する。実験では、電動キックボードで「普通自転車専用通行帯」の走行が可能になるが、それ以外の走行条件は原付と同様になる予定。

実証実験では、参加者1名に1台ずつ電動キックボードを貸出。専用のアプリを用いて、電動キックボードの鍵を解除し、走行できる。

提供台数は100台程度。走行条件は、現行法における原付の走行条件とほぼ同じで、ヘルメット着用・免許帯同・ナンバープレートありなど。車道走行に加えて、普通自転車専用通行帯の走行が可能になることが緩和のポイントとなる。

参加条件は、千代田区・新宿区・渋谷区・世田谷区在勤で、規定エリア内での日常的な走行が可能な人。原付免許の保有も必須条件となる。

料金は月額3,000円で6カ月間。6カ月間の実証において、走行距離が一定距離を超えた人には1万円をキャッシュバックする。期間は10月中旬~2021年3月頃。

参加者は、Luupが提供する電動キックボードを用いて日常的な公道走行。規定されたエリア内で走行を行なう。また、アプリから走行時のデータを取得や、期間内に複数回のアンケートに回答する必要がある。

Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリング事業を展開している。小型電動アシスト自転車を用いたシェアサイクルを2020年5月より開始しているが、電動キックボードを用いたシェアリングサービスの実現を目指し、実証実験を進める。