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年差±1秒の「The CITIZEN」にステンレススチールモデル
2020年9月15日 12:57
シチズンは、最高峰ブランド「The CITIZEN」から、⾃律型光発電腕時計として世界最⾼精度「年差±1秒」を持つエコ・ドライブ ムーブメント「Caliber 0100」を搭載した腕時計2モデルを、10⽉14⽇に発売する。価格は70万円。
2019年に発売されたCal.0100搭載ファーストモデルのコンセプトを引き継ぎ、外装にステンレススチールを用いたシンプルなデザインのモデル。
Cal.0100搭載モデル最大の特長とする、正面から見たときにぴたりと切分に重なる秒針と、高精度を司る「クリスタル(=結晶)」をモチーフとしたケースのラグ(ケースと一体となったバンドを固定する部分)の形状をファーストモデルから継承しつつ、ケース径を1.5mm大きい39mm(設計値)とした。
ケース・バンド素材にはキズがつきにくい表面硬化技術デュラテクトαを施したステンレススチールを採用している。
秒針は、従来のエコ・ドライブでは消費電力が大きく目盛りの真上にのせるのが困難だった、重さのある長い真鍮製のものを採用。「高精度で動き続ける」という基本的かつ最も本質的な腕時計の設計思想を、美しい真鍮の針で表現したという。同じく真鍮製の時分針は、「The CITIZEN」ならではの5面カットのヘールカット形状。
モデルは、ブルー文字板の「AQ6100-56L」と、シルバー文字板の「AQ6100-56A」を用意。
AQ6100-56Lは、重要な出会いをもたらすといわれる紫金石(しきんせき)をイメージ。微細なガラス粉を施した鮮やかなカラーが印象的なデザインになっている。AQ6100-56Aは細かな線が放射状に広がるサンレイパターンを施した風格を感じさせるデザイン。両モデルとも、シチズンの最高峰ブランドである自信と誇りの象徴とするイーグルマークを文字板、りゅうず、裏ぶたにあしらっている。
ガラスはデュアル球面サファイアガラス(99%クラリティ・コーティング)。5気圧防水を備える。光発電エコ・ドライブ搭載で、駆動時間はフル充電時約8カ月(パワーセーブ作動時)。本体サイズは39×9.7mm。