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Twitter、リプライ相手を制限できるようになった
2020年8月12日 11:53
Twitterは12日、リプライの相手を制限できる新機能を提供開始した。iOSとAndroidアプリ、twitter.com上で利用できる。
ツイートする前に[全員が返信]、[フォローしている人だけが返信]、[@アカウントで指定した人だけが返信]の3種類からリプライ相手を選べるようになる。
[全員が返信]以外の設定のツイートにはラベルが付けられ、返信できない利用者の返信アイコンはグレー表示になる。返信できない利用者も、ツイートを見たり、リツイートしたり、コメント付きリツイートしたり、「いいね」はできる。
Twitterでは5月からテスト運用を開始し、利用者からは「より快適にツイートができるようになり、スパムや嫌がらせから保護されていると感じることができる」とのフィードバックを受けているという。
この機能により阻止された攻撃的な返信は平均3件で、攻撃的な引用リツイートは1件しか行なわれなかった。また、利用者はこれらのツイートへの返信が制限されていることを理解できたという。
なお、新機能はTwitter上での議論を妨げる可能性も想定されるが、Twitterでは、「異なる見解は、コメント付きリツイートで引き続き共有でき、同機能を使って議論全体を簡単に見つけられるよう引き続き取り組む。こうしたやりとりの設定が利用されたとき、それが明確に分かるようにするための新しいラベルを試す」と説明している。