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江の島の混雑状況を可視化する「ENOMAP」

藤沢市は、IoTやAI技術を活用した、江の島周辺エリアにおける観光施設や参道などの混雑状況を可視化する「ENOMAP」の実証実験を、7月27日から10月31日の期間実施する。

藤沢市と、バカン、ADKクリエイティブ・ワン、江ノ島電鉄、藤沢市観光協会の協働による取り組み。

混雑可視化には、バカンが技術提供するリアルタイム空き情報プラットフォーム「VACAN(バカン)」を利用。参加施設では、混雑状況の変化に応じてVACANの「空」「やや混雑」「満」のボタンを操作する。観光客は、専用のWebサイト等で参加施設が公表する混雑状況がわかるようになる。

これに加え、江の島島内居住者等と連携し、島内の参道等の混雑状況についても可視化するとしている。

混雑状況は、参加する施設のWebサイトに掲載するほか、空き状況配信サービスVACANのマップで利用可能。施設等が行なっている感染防止対策も掲載されるほか、複数施設の一覧表示もできるようになっている。

7月17日時点での参加施設および観測ポイントは21件。藤沢市では今後、観測ポイントや店舗等を拡充するとともに、観光公式ホームページやSNSでの周知のほか、イベントのポスターや鉄道会社の車内広告を活用するなど利用推進に取り組む。

7月17日時点での参加施設および観測ポイント

・江ノ電江ノ島駅
・新江ノ島水族館
・江ノ電駐車センター
・江の島アイランドスパ(男湯)
・江の島アイランドスパ(女湯)
・江の島エスカー(1区)
・江の島エスカー(2区)
・江の島エスカー(3区)
・江の島サムエル・コッキング苑
・江の島シーキャンドル
・江の島岩屋
・すばな通り
・江の島大橋
・弁財天仲見世通り(青銅鳥居)
・弁財天仲見世通り(中間)
・弁財天仲見世通り(鳥居)
・中津宮広場展望デッキ
・亀ヶ岡広場展望デッキ
・御岩屋道通り(コッキング苑前広場)
・御岩屋道通り(山ふたつ付近)
・稚児ヶ淵