資生堂、手指消毒液を一般発売。手荒れに配慮した処方

資生堂は、医療機関向けに提供してきた手指消毒液(指定医薬部外品)を、8月上旬より一般発売する。価格は未定。

資生堂は4月から医療機関向けに、化粧品会社としての知見・技術・設備を活かした「手荒れに配慮した処方」の手指消毒用アルコールを提供しており、これを一般向けに「S 手指消毒用エタノール液NA」として販売する。

有効成分はエタノール76.9～81.4vol％、添加物はグリセリン、トリイソオクタン酸グリセリン。液体タイプで、保湿成分配合、速乾性といった特徴を持つ。

ポンプ付きとつけかえ用をラインアップ。いずれも500ml入り。販売は、東京都の店舗(化粧品専門店・ドラッグストア・GMS・ホームセンター・スーパーマーケット)から開始し、市場の環境を鑑みながら販売エリアを拡大するとしている。