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Yahoo!乗換案内に「混雑トレンド」。路線の混雑が4段階でわかる

ヤフーは、乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」(Android版、iOS版)で、路線の混雑傾向を4段階のアイコンで表示する「混雑トレンド機能」の提供を開始した。あらかじめ混雑傾向を確認することで、空いているルートを探して移動しやすくなる。

Yahoo!乗換案内アプリや、ブラウザー版の「Yahoo!路線情報」で過去に路線検索されたデータを元に、路線・方面ごとの検索数の推移をAIが算出。路線の駅間の混雑傾向を表示する。

混雑傾向は、ルート検索結果画面上で「乗客が少ない時間帯」「乗客がやや少ない時間帯」「乗客がやや多い時間帯」「乗客が多い時間帯」の4段階で表示する。

対象路線は首都圏を中心とした65路線で、随時拡大予定。

自分が移動したいルートを検索すると、検索したルート上に「混雑トレンド機能」に対応する路線があれば、混雑トレンドアイコンが表示される。アイコンは、ルート検索結果画面では、検索したルート上の区間で最も混雑しているレベルを表示。検索結果詳細画面では、その駅から次の駅までの駅間の混雑傾向を表示し、さらに駅ごとの混雑状況も表示できる。

緊急事態宣言全面解除後である5月25日から31日の「Yahoo!乗換案内」の検索数は、解除前の5月11日から17日と比較して約50%増加しているという。

ルート検索結果画面(左)と検索結果詳細画面
駅の詳細表示

ヤフーでは、これまでもスポーツ行事やコンサートなどのイベント開催による路線の混雑を予測する「異常混雑予報」や、運転見合わせや荒天、イベント開催などで駅が混雑や入場規制になった場合に、駅の状況を予測する「駅混雑予測機能」などを提供している。