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消費者庁、「マスク入荷!」おとり広告へ注意喚起

消費者庁は、マスクの在庫が十分にないにも関わらず、チラシ広告において在庫があるように表示する「おとり広告」を表示していた2業者に対し、景品表示法(おとり広告表示)によって再発防止の指導を行なった。

同庁はこれまでも、インターネット広告において、新型コロナウィルスに対する予防効果を標ぼうする健康食品、アロマオイル、光触媒スプレー等、「ウィルス予防商品」の表示について、景品表示法(優良誤認表示)及び健康増進法(食品の虚偽・誇大表示)の観点から改善要請を行ない、SNSなどを通じて一般消費者への注意喚起を行なっていた。

その後、在庫がないにもかかわらず、マスクの在庫があり、あたかも購入できるかのように表示する「おとり広告」が見られたことから、対象となる2業者に再発防止の指導を行なったとしている。

なお、ウィルス予防商品として表示されていた商品については、現在、全ての表示が改善されている。

同庁では、今後も引き続き、不当表示に対する継続的な監視を実施し、法に基づく適切な措置を講じるとしている。