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ドコモと卓球Tリーグがパートナー契約。5Gで試合映像マルチアングル化

NTTドコモと、卓球の国内リーグである「Tリーグ」は、トップパートナー契約を4月1日に締結。NTTぷららもTリーグと映像配信に係る契約を締結した。期間は2020-2021シーズンから2023-2024シーズンまでの4シーズン。

5Gを活用して、公式映像を高度化。マルチアングル、360度カメラ、XRのほか、自動でハイライト映像を作る「AIハイライト」や、選手、チームのプレー内容に関する統計データ(スタッツ情報)を自動生成する「自動スタッツ生成」などを実現し、観戦体験を最大化。Tリーグの理念の一つとする「卓球を科学する」を具現化して、新たな観戦体験と、競技者向けのスキル習得環境を同時に提供する。

また、NTTぷららのリモートプロダクション機能によって、編集機能や映像アーカイブなどの機能を1カ所に集約。試合会場ごとの設備・運営稼働・コストを削減する。

卓球ファンの新規獲得に向けては、ドコモが保有する顧客管理やデジタルマーケティングのノウハウと「dポイント」の会員基盤を活用。Tリーグの会員IDとdアカウントを連携して利用者を見える化することで、世代を超えて卓球の魅力と常時ふれあえるサービスを創出する。

左から ドコモ 代表取締役社長 吉澤和弘氏、Tリーグ チェアマン 松下浩二氏、NTTぷらら 代表取締役社 長永田勝美氏