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海老名「ViNA GARDENS」に県央地区最大のオフィス棟

小田急電鉄は、小田急 海老名駅とJR相模線海老名駅間の開発エリア「ViNA GARDENS」で、「(仮称)オフィス棟」の建設を開始した。

地上14階、延床面積31,000m2のオフィスビルで、自由通路を通じて駅に直結。基準値階フロア面積559坪(1,820m2)は、神奈川県央地区最大としている。

フロアは、天井高2,800mm、OAフロア100mm、最大奥行き17.4mで柱が無く、複数フロアの利用から、最小41坪(135m2)の分割に対応する。

エントランスイメージ

LED照明、個別空調を備え、断熱性の高い複層ガラス(Low-Eペアガラス)を採用。6階にはオフィステナント従業員向けカフェテリアも設置される。

防災設備は、災害時の事業継続計画(BCP)に対応する装備を設置。高性能制震オイルダンパー「HiDAX-R」による制震構造や、汚水貯留槽設置により、被災時にも下水を使用可能。停電時にはテナント専用部へ15VA/m2の電力を72時間供給できる設備も備える。「海老名市洪水ハザードマップ」を考慮した浸水対策も行ない、事業継続をサポートするという。

所在地は、神奈川県海老名市めぐみ町2番1号。鉄骨造、建築面積約2,700m2、延床面積31,000m2。駐車場は機械式152台、平置き10台。

ViNA GARDENSは、2017年11月に飲食中心の商業施設「TERRACE」が開業、2020年1月からタワーマンション「リーフィアタワー海老名アクロスコート」の入居が開始された。今回の(仮称)オフィス棟に加え、2棟目のタワーマンション「リーフィアタワー海老名ブリスコート」およびサービス棟の建築も開始しており、近接地には2021年春に「ロマンスカーミュージアム」も開業する。

同社は、2025年のViNA GARDENS開発計画の全体完成を目指し、複合的な魅力を持つまちづくりを推進するという。

ViNA GARDENS開発エリア