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NEC、働き方を「見える化」するサービス。長時間労働リスクに備える
2020年2月19日 15:56
NECソリューションイノベータとNECは、「NEC 働き方見える化サービス Plus」を3月1日より提供開始する。従業員の勤務状況などを可視化することで、テレワークやフリーアドレス時などのマネジメントを支援する。
働き方改革の取り組みが進むなか、姿が見えないところで仕事をしているため、マネジメントがしにくい、社員同士のコミュニケーションが取りにくい、など実践的な課題が顕著になってきたという。これを解決するため、テレワーク時などの長時間労働是正や組織風土改善による生産性向上を軸としてサポートするサービス。
「コミュニケーションダッシュボード」上で従業員の勤務場所や時間外勤務状況、休暇状況などを可視化することで、互いの状況を共有。働く場所にかかわらず、従業員の負荷を把握し、業務分担の見直しなどを計れる。
長時間労働のリスクに備え、勤怠情報と、本サービスで取得したPCの利用状況を連携。法令違反となる上限時間、または36協定などで企業が事前に設定した上限時間に近づいたり、超過した場合、自動的に検知・予測してアラートを表示する。これによって従業員の労働時間に対する意識向上を支援する。
PCやアプリケーションの利用状況から従業員の業務負担を分析したり、時間外勤務申請と連動して、終業予定時間になるとPCをロックすることも可能。不要不急の残業防止に繋げられるという。
9月からは、「Microsoft Teams」とも連携。本サービスに登録した「今日メール」の内容(業務予定)をプッシュ型で発信して共有するなど、より、従業員間のコミュニケーションを向上するという。
プランは、ライトプラン(250円/月)、スタンダード(350円/月)、アドバンス(500円/月)の3つ。いずれも1IDあたりの価格で、10IDから申し込み可能。今後3年間で全プラン合計50万IDの導入を目指すという。