ガソリンを販売するため容器に詰め替えるときは、顧客の本人確認、使用目的の確認及び販売記録の作成を行なうことが、2月より義務化された。2019年に発生した京都アニメーション放火事件を受け、同種事案発生の抑止を目的とする。
本人確認は、運転免許証の提示などによって行なう。また、セルフスタンドにおいても、ガソリン容器への詰め替えは本人確認の上、ガソリンスタンドの従業員が行なう必要がある。
総務省消防庁は、改正の内容について、ガソリンを携行缶で購入する人へ向けての広報用ポスターを作成し、全国のガソリンスタンドへ配布。また、給油取扱所事業者向け及び購入者向けのリーフレットを作成した。
(左)給油取扱所事業者向けリーフレット、(右)購入者向けリーフレット