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DeNAの信用スコア「Rerep」。日々の行動に応じて金利負担軽減

ディー・エヌ・エー(DeNA)は、利用者の日々の行動に応じてカードローンの金利負担を低減する次世代型与信サービス「Rerep(リリップ)」を開発し、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行と協業して、サービス提供を開始した。

リリップは、年齢や年収などのステータスではなく、リリップ上のミッションをクリアすることによって信用スコアを積み上げ、カードローンの金利負担を低減する与信サービス。スコアに基づいてキャッシュバックを受けられ、金利負担が低減するとしている。

ミッション内容は、起床予定時間の登録、起きた時間の登録、毎月のお金の利用用途の登録など。日々の習慣行動を記録することで、信用スコアが積み上げられる。ミッションを実行することで、利用者の行動変容を促すようなサービス設計をしているという。

なおスコアは、利用者からリリップに提供された情報のみから算出。利用者の許可なく協業先の銀行以外への情報提供や、個人情報の取得は行なわない。

利用の流れは、リリップが提携する金融機関から借り入れ先を選んで申し込む。その金融機関が定める審査後、カードとリリップ用のアカウントが発行(この時点では金利は全員一律)。発行されたアカウントでリリップアプリにログインし、信用スコアを獲得すると、それに応じてリリップ上のレートが下がり、借入金利との差額を毎月の返済からキャッシュバックされる。

DeNAがリリップのサービスの企画・開発を担当。山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行がカードローンの提供と、ミッションクリアに応じて付与されるスコアを基にキャッシュバックのサービスを提供する。今後DeNAは、リリップのサービス展開拡大のため、提携拡大を図る。