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吉野家、ステーキのフォルクスを焼肉の安楽亭に売却
2019年12月27日 12:49
吉野家ホールディングスは、子会社であるアークミールが発行し、同社が保有するアークミールの全株式を、安楽亭へ譲渡することを発表。安楽亭は、アークミールの全株式を取得し子会社化することを発表した。
アークミールは、「ステーキハウス フォルクス」、「ステーキのどん」、「しゃぶしゃぶどん亭」等、11月末時点で国内外158店舗のレストランを展開。2008年2月に吉野家ホールディングスの子会社となった。
吉野家ホールディングスは売却の理由について、「外食産業を取り巻く環境は厳しさを増し、大きな変革を求められている中、当社としては事業ポートフォリオの最適化を図り、成長事業へのリソース配分を戦略的に進める」としている。
安楽亭は、焼肉レストラン「安楽亭」、「七輪房」等、12月26日時点で219店舗の飲食店を展開。アークミール子会社化については、「当社の主要業態である焼肉と、アークミール社のステーキ、しゃぶしゃぶ業態との間で、食材や店舗オペレーションなど共通部分が多く、今後数多くのシナジーを発揮していくことが可能である」としている。
12月26日現在の吉野家ホールディングスの持株比率は100%、所有株式数は145,526,469株で、全株式を譲渡する。株式譲渡日は2020年2月29日。譲渡価額は非開示。