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キヤノン、バッグにぶら下げられる小型・防水の新コンセプトカメラ
2019年10月17日 10:00
キヤノンは、小型軽量で、水深2mで30分までの撮影が可能な防水性能を備えた新コンセプトカメラ「iNSPiC REC」の先行予約販売を、Makuakeにて10月17日より開始した。価格は14,850円(税込)。先行予約販売終了は11月26日。商品の発送は12月末予定。
iNSPiC RECは、「記録に残したかったけど、撮れなかった」シーンでの利用を想定したカメラ。水没や破損の不安がありスマホを持ち込めない海やプール、スマホ片手に記録に残す余裕がない場面で使用でき、また大事な瞬間をディスプレイ越しではなく自分の目で見ながら撮れるとしている。
サイズは110.5×18.5×45.2mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約90g(フェイスジャケット含む)。有効画素数は約1,300万画素。
カラビナ型クリップにより、バッグや服のベルトへの取り付け可能。ファインダーは搭載されておらず、カラビナの内側をファインダーのように使用。子供が使用することを想定し、2mの耐衝撃性能を備える。
ダイヤルで設定できるモードは、写真、ビデオ、マルチ、ワイヤレスの4つ。撮影した写真の確認は、ワイヤレス(通信)モードを選択し、スマホとペアリングして、専用アプリ「Canon Mini Cam」から保存・編集ができる。ディスプレイは非搭載。インターフェースはBluetooth 4.2、micro USB。記録媒体はmicroSDメモリーカード。
写真モードでは、アプリからアスペクト比「4:3」、「1:1」の設定が可能。シャッターボタンを押し続けることで連写(4コマ/秒)ができる。
ビデオモードでは、1回の撮影につき最長10分間の撮影ができる。
マルチモードは、シャッターボタンを押す長さにより、写真とビデオの撮影の両方に対応するモード。シャッターボタンを一度押すと写真が撮れ、4秒以上押し続けて離すと動画の撮影が開始する。マルチモードでは連写はできない。
ワイヤレスモードでは、スマホと接続し、アプリを使用してライブビュー画像を見ながらリモート操作で撮影ができる。
カラーバリエーションはブルー、ピンク、グリーン、ダークグレーの4色。先着500台には、フェイスジャケット3枚が付属する。
焦点距離は25.4mm(35mm判換算)、ズーム固定、撮影可能距離は50cmから。ISO感度はオートで、ISO 100~3200。ホワイトバランス、露出はオート。手ブレ補正は電子式。
静止画記録形式はJPEG、静止画撮影可能枚数は約1,000枚。動画記録形式はMP4、動画撮影可能時間は約60分(フルHD/60p撮影時)。充電時間は約180分。
販売台数は1,000台。プロジェクトはAll in型のため、目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の11月26日までに支払いを完了した時点で支援が成立する。