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シャープ、120型8K倍速液晶ディスプレイをCEATECに出展

120型8K液晶ディスプレイ

シャープは、8K液晶ディスプレイで世界最大級の「120型8K液晶ディスプレイ」を開発。10月15日から18日まで幕張メッセで開催される「CEATEC 2019」で参考出展する。

8K液晶ディスプレイで世界最大級の120型を実現。アミューズメント施設での業務用途やパブリックビューイングなどの利用を想定している。8K/120Hz駆動により残像感を抑える「8K倍速液晶」で、AQUOS 8Kで培った8K画像処理エンジンや8K HDR技術を搭載。超大画面で臨場感あふれる映像体験を実現できるという。

また、複数台組み合せて設置場所に応じたサイズのディスプレイを実現できる「60型4Kインフォメーションディスプレイ」も開発。4台(縦2台×横2台)を組み合わせて、120型8K相当、16台(同4×4台)で、240型16K相当の超大画面を実現できる。ディスプレイ間の色ムラや輝度ムラを抑え、均一性を保つ独自技術を採用。商業施設・交通機関などのデジタルサイネージやオフィスでのプレゼンテーションなどでの利用を想定している。

60型4Kインフォメーションディスプレイ

高い透光性を持つ90型の「シースルーディスプレイ」も開発。商品などをディスプレイパネルの奥に展示しつつ、画面には情報を表示することで、分かりやすい商品情報の提供や展示の演出が行なえる。

90型シースルーディスプレイ

今回開発した90型は、ショーウィンドウなどの用途を想定。今後、32型~80型をラインアップし、シースルーディスプレイを幅広い用途に提案していく。