セイコー、GPSソーラーウオッチ「アストロン」のレディスコレクション

セイコーウオッチは、GPSソーラーウオッチ「セイコー アストロン」から、世界最小とする新GPSソーラーキャリバーを搭載したレディスコレクションを、11月9日に発売する。価格は23万円から24万円。

「3X シリーズ」として、「STXD001」、「STXD002」、「STXD004」の3モデルを発売する。

(左から)STXD001、STXD002、STXD004

GPSソーラーウオッチは、ボタン操作でGPS衛星からの電波を受信して、緯度・経度・高度の情報を取得することで現在地を特定、その場所の時刻を表示する。3X シリーズは、GPS ソーラーウオッチとして初めてケース径40mmを下回る世界最小サイズとしている。

3X シリーズのGPSソーラームーブメント「キャリバー3X22」は、新設計の薄型衛星電波受信アンテナを採用。時計の性能に特化することで、世界最小サイズを実現したという。

機能面では、アストロンの独自機能「スーパースマートセンサー」を搭載し、どこにいてもワンステップで現地時刻に修正する「高速タイムゾーン修正機能」などに対応する。

デザイン面では、初代アストロンの特徴であったボリュームのあるラグ(ケースとストラップの接合部)や全体的になだらかな弧を描く造形をベースに、「女性らしい優美でグラマラスなフォルム」を目指したとする。またダイヤルには14個のダイヤモンドがセッティングされている。

1969年の「クオーツ アストロン」

ストラップは、工具を使わず、レバーのスライド操作で付け替え可能。シーンや装いに応じたストラップのアレンジのしやすさを図っている。

ストラップ付け替え時のレバー

価格はSTXD001とSTXD004が23万円、STXD002が24万円。

ケースはステンレススチールで、STXD001がプラチナダイヤシールド、STXD002がイエローゴールド色めっき、STXD004がローズゴールドダイヤシールド。ベゼルはセラミックスで共通。ストラップはSTXD001とSTXD002がクロコダイル、STXD004がサテン調合成皮革。

ベゼル、ストラップ、ダイヤルのカラーは、STXD001がブラック、STXD002がホワイト、STXD004がブラウン。

外形寸法は39.8×12.9mm(外径×厚さ)。日常生活用強化防水(10気圧防水)。時間精度は平均月差±15秒。耐磁時計(JIS耐磁時計1種)。