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カシオ、PRO TREK初のクワッドセンサーとスマホリンク搭載ウオッチ
2019年7月31日 17:20
カシオ計算機は、アウトドアウオッチ「PRO TREK」より、同ブランドで初めてクワッドセンサーとスマートフォンリンク機能を搭載した「PRT-B50」「PRT-B50FE」を9月6日に発売する。価格はPRT-B50が30,000円、PRT-B50FEが35,000円。
PRT-B50/B50FEは、方位、気圧/高度、温度計測、歩数計測が可能なクワッドセンサーに加え、スマートフォンリンク機能を搭載。
スマートフォンリンク機能では、Bluetooth通信を用いた専用アプリケーション「PRO TREK Connected」との連携により、アプリに記録させた場所までの方向や距離を表示するロケーションインジケーターの使用や時刻修正、昇降要素を加味した消費カロリー算出・記録、トレッキングログ作成などができる。
ロケーションインジケーターは、事前に時計のボタン操作で現在地(ロケーションポイント)をアプリ上に記録しておくことで、その地点までの方位を時計の秒針で、距離を液晶上に表示。
消費カロリー表示は、高度＋歩数計測値から、昇降要素を加味した消費カロリーを算出・表示し、活動ログとして記録。
トレッキングログは、時計で取得した高度とスマートフォンのGPSで取得した経路をアプリに自動で記録。手動操作で取得した高度ポイントを軌跡上にプロットすることもできる。
また、時計に表示するモードのON/OFFや順番をアプリから設定可能になった。例えば、タイマーやアラームなど頻繁に使用する機能のみを選んで表示したり、表示の順番を変更したりするなどのカスタマイズができる。
そのほか、1日4回の自動高度補正機能を備え、スマートフォンのGPSで取得した高度情報をもとに、時計の高度計測値を自動で補正する。
外観は、視認性を確保するため、大型の回転ベゼルを組み合わせたワイド文字板に、アラビアインデックスを採用。幅広いアウトドアシーンへの対応を図り、3Dテクスチャーを全面に施したウレタンバンドを用いるとともに、バンドを固定するパーツである遊環を滑りにくくしている。
カラーは、PRT-B50がブラック(1JF)、ブルー(2JF)、オレンジ(4JF)、PRT-B50FEがカーキ(3JR)。RPT-B50FE-3JRのみ、専用パッケージと替えバンドが付属。
サイズは57.5×50.8×15.8mm(ボディ部分の縦×横×厚さ)。質量は約64g。10気圧防水。－10℃の耐低温仕様。通信規格はBluetooth low energy。使用電源はCR2025、電池寿命は約2年。