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PayPay、加盟店向けアプリでストアスキャン対応

PayPayは、加盟店向け決済管理ツール「PayPay for Business」のアプリ版を7月26日にリリースした。返金対応や、売上の確認などがスマホのみでできるようになる。また、アプリ版のみの仕様として、ユーザーが表示したQRコードを加盟店で読み取る「ストアスキャン」方式での決済管理機能を新たに追加した。

PayPay for Businessは、PayPayで決済された情報や売上を管理する加盟店向けツール。従来はPCやスマホのブラウザで利用できるWeb版のみを提供。アプリ版では、返金対応や、売上の確認などがスマホのみでより簡単にできるとしている。対応環境はiOS 11以上。Androidは近日対応予定。

Web版では、加盟店のQRコードをユーザーがアプリで読み取る「ユーザースキャン」方式のみ対応していたが、アプリ版では「ストアスキャン」方式にも対応。ユーザーが提示したQRコードを店舗側のスマホで読み取り、金額を入力して決済が完了する。また、加盟店のスマホでユーザースキャン用のQRコードも表示できる。

ユーザーのQRコードを読み取り(左)、加盟店側で金額を入力(右)。
アプリ版とWeb版の違い

決済情報は「今日」「昨日」「過去7日間」など、特定の期間を設定して確認できる。売上入金履歴や口座などの登録情報も確認でき、アプリ右上の「WEB」ボタンからWeb版に移動して、修正や更新も可能。

取引履歴(左)と入金情報(右)
加盟店情報

今後は、PayPay for Businessでの加盟店独自クーポン発行などの機能を開発し、アップデートしていくという。