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Googleマップ、台風や地震の災害情報ビジュアル強化
2019年6月7日 14:50
Googleマップは、災害時の情報をリアルタイムに表示するSOSアラートに、自然災害に関する、より詳細なビジュアル情報と、新たなナビゲーション警告システムを追加。数週間中にAndroid、iOS、デスクトップおよびモバイルウェブにて運用を開始する。
追加されるのは、台風の進路に関する情報や、地震の「シェイクマップ」など。
台風については、到来する数日前より、該当エリア付近のユーザーには、Googleマップ上で災害注意カードを自動的に表示。カードでは、台風の進路予測、予想される軌道、特定地点をいつごろ通過するかといった情報を確認できる。
地震については、災害カードをタップすることで、震源地、マグニチュード、周辺地域での揺れの激しさを色分けして可視化した地図情報であるシェイクマップを表示。地震の範囲や最も被害が大きいと思われる地域を確認できるとしている。
被害を受けた地域外で災害に関する詳細を確認したい時は、Googleで災害の名称や地名といった関連する単語などを検索することで、同様の概略を示すSOSアラート等の関連情報がカードで表示される。
さらに、利用ルートが災害の影響を受けていると思われる場合に、警告を表示し、可能な場合には被害エリアを迂回するルートを提案する機能を、近日中に提供予定。
なお、インドのみ洪水情報も強化される。