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ソニー銀行、Visaデビットの利用制限をスマホで解除可能に
2019年5月10日 12:51
ソニー銀行、Visa、TISは、不正検知・拒否した取引情報をカード会員に通知し、カード会員自身で利用制限の解除をスマホから行なう機能を開発。ソニー銀行のVisaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」向けに2019年7月を目途に導入する。
不正検知・拒否を実行するのは、Visaの不正検知システム「Visa Risk Manager(VRM)」。このシステムと、TISの各種決済カードの利用管理ができるクラウドサービス「CARD×DRIVE(カード・ドライブ)」を連携させることで実現している。
従来は、不正検知による制限の解除は、カード発行会社のサポート窓口への問い合わせで行なわれていた。この機能の導入により、サポート窓口が終了している夜間でもカード会員自身がスマホを操作してカード利用が可能になる。
メリットとして、利用者においてはセキュリティレベルを維持しながら制限による利用阻害を早期解決できる点、カード発行会社においては窓口への問い合わせ数削減、業務負荷の低減が期待できる点が挙げられている。
ソニー銀行が提供している「Sony Bank WALLET アプリ」にて利用可能。VRMで不正検知・拒否したVisa取引情報をカード会員に通知し、カード会員自身で利用制限解除をVisa提供のAPIを経由してアプリ上から直接行なうことは世界初の採用だという。