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セブン銀行ATMに地震計。災害復旧等の検証で防災科研とセブンが連携

防災科学技術研究所と、セブン‐イレブン・ジャパン、セブン銀行は、コンビニエンスストアの営業の継続による災害復旧と、自然災害に強い地域社会の実現に向けた連携で協力する。三者共同の最初の事業として、セブン銀行のATMに地震計を設置し、データの共有を行なう。

今回の取り組みでは、セブン銀行のATMに防災科研が開発した小型地震計を設置。得られたデータを共有することで、災害全般の状況の把握と災害レジリエンス強化につながる仕組み作りを目指す。まずは、実証実験から開始し、年度内に数十の地震計を設置した上で、今後の展開を図るという。

この協定締結は、防災科研を中心とした「首都圏を中心としたレジリエンス総合力向上プロジェクト」に関連して行なわれる。地震計のデータ収集のほか、データの利活用や関連建造物の健全度に関すること、セブン-イレブンとセブン銀行の災害対策システムの高度化などで協力し、災害発生時の事業継続などを検証する。