ニュース
新元号「令和」発表。2時間で450万ツイート。検索やフォントも対応
2019年4月1日 20:30
新元号が「令和」(れいわ)に決定した。4月30日までで平成が終わり、5月1日から令和となる。令和の発表にあわせて、各社が関連した取り組みなどを発表している。ここでは令和関連のトピックやImpress Watchシリーズの記事をまとめた。
約2時間で450万の「令和」ツイート
Twitterによれば、11:30から13:30までの間、新元号 #令和 に関する会話が450万ツイートとなった。ヒートマップでその盛り上がりの模様を紹介している。
Twitter上では午前11:30から午後13:30までの間、新元号#令和に関する会話が450万ツイートがありました。こちらのツイート量をヒートマップで表現しました🔥🗾pic.twitter.com/ktP3WCE631
— Twitter Japan (@TwitterJP)2019年4月1日
特に盛り上がったのは
1.新元号「令和」が菅官房長官によって発表されたとき
2.「令和」の出典が万葉集の梅の花の歌から取ったものであると発表されたとき
よく使われたハッシュタグは以下の通り。
#新元号
#令和
#新元号発表
#令和18年
#令和生まれ
Yahoo! リアルタイム検索でも、新元号発表直後から「令和」がトレンド1位で、11時45分から12時まででツイート数は約37万件となった。
また、Yahoo!検索では、検索結果に「令和」を追加。意味や理由、発表者、施行日などをわかりやすく表示している。
日本語入力システムやフォントも「令和」対応
ジャストシステムは4月1日、日本語ワープロ「一太郎」や、日本語入力システム「ATOK」などで、「令和」に対応。アップデートモジュールを、4月18日より順次提供していく。
具体的には、一太郎の文書校正機能や、ATOKの変換辞書と日付入力支援機能、表計算「JUST Calc」のワークシート関数とセル表示形式などにおいて、新元号が利用できるようになる。
また、マイクロソフトは法人向けに改元情報をまとめた特設サイトを展開している。
Adobeは、Adobe Fontsで提供している日本語とPan-CJKフォントをアップデートで対応。小塚明朝、小塚ゴシック、源ノ角ゴシックにおいて、横組み用と縦組み用の2つの合字を作成し、フォントに加える。
アドビ、「令和」の合字をAdobe Fontsに追加。2文字を全角1文字に
フリー素材集サイトの「いらすとや」には、「令和」の色紙を掲げるおじさんのイラストが登場。また、カシオが開設しているサイト「Ke!san」の和暦・西暦計算サービスでは、元号を選択するプルダウンメニューで「令和時代」を選択できるようになったほか、2019年5月1日以降の西暦を和暦へ変換すると「令和時代」と表示されるようになった。