アシックス、より少ない力で長く走れるシューズ「METARIDE」

アシックスは、より少ない力で、より長く走ることをコンセプトにしたランニングシューズ「METARIDE(メタライド)」を28日より発売した。価格は27,000円。

METARIDEは、ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)と靴底に新しい構造を取り入れていた機能「GUIDESOLE」を最大の特徴としている。アシックススポーツ工学研究所が約2年にわたり研究成果を反映し、設計。走行時の足にかかるエネルギー消費を約5分の1削減することが科学的に実証されたとしている。

軽量性や反発性、耐久性に優れたアシックス独自開発のスポンジ材「FLYTEFORM」と、より反発性の高い「FLYTEFOAM PROPEL」、かかと部に衝撃緩衝材「GEL」を採用し、衝撃緩衝性を高めたという。

また、前部にカーブ形状を取り入れ、前部の硬度を高めることで走行中の足首部の屈曲を抑え、走行中の足への負担を軽減しながら、より少ない力で長く走れるとしている。

アシックスは、これら素材の機能とソールデザインを合わせて「GUIDESOLE」と称している。

そのほか、横ブレを抑えるとともに、かかと部分の空洞で足運びを安定させる「3D GUIDANCE LINE」、部位によって編み方を変えてサポート性と通気性を両立した「KNIT UPPER」、かかと部のぐらつきを抑えた内外非対称設計の外付けヒールカウンター「METACLUTCH」グリップ性と耐久性を向上しながら軽量化された「ASICS grip sole」を備えている。

メンズモデルとレディースモデルを展開。カラーは共にブラック×クラシックレッドのみ。サイズは、メンズが25.5から32.0cm、レディースが23.0から26.5cm。素材はアッパーが合成繊維、アウターソールが合成底。