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クレカ保有率は84%、飲食店やコンビニなど日常利用が増加。JCB調査

JCBは、「クレジットカードに関する総合調査」の2018年度の結果を発表した。飲食店やコンビニなどの日常的な利用が増加しており、生活費に占めるクレジットカードの利用割合平均は前年比2%の37%となった。

同調査は、JCBが2000以降毎年、日本全国の一般消費者3,500人(20代から60代の男女)に対して、実施しているインターネット調査。

クレジットカードの保有率は84%で、平均保有枚数は3.2枚。2014年から15年に保有率が減少したものの、'15年以降は同程度で推移している。男性の20台がもっとも保有率が低く、7割に満たないとする。

一番多く利用しているカードは、1カ月あたり平均6.1回。5.2万円が利用されている。利用する理由は、「ポイントやマイルが貯めやすい(51%)」、「入会費・年会費が安い(32%)」など。

クレジットカード決済が多い業種は「オンラインショッピング(35%)」、「携帯電話(32%)」、「スーパーマーケット(29%)」が上位。日常的な買い物で利用されており、昨年比でも多くの業種でカード利用が増加しているという。

保有者の世帯あたりの月平均生活費は19.4万円。うち、クレジットカード利用額は7.1万円。電子マネーの保有率は84%、利用率は70%で、昨年と同程度。

デビットカードの保有率は24%で年々増加傾向。利用率は12%。主な利用理由は「残高の範囲で利用でき、使いすぎないから(37%)」。

JCBが2018年度の調査結果を発表