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マンダムとパナソニックが脇に塗りやすいロールオン容器を共同開発
2019年2月15日 18:00
マンダムとパナソニックは共同で、制汗デオドラント剤ロールオンの容器開発を行なった。両社において、人間工学に基づいた化粧品容器を開発するのは初めての取り組みで、18日発売の「ギャツビー プレミアムタイプ デオドラントロールオン」で採用される。
身だしなみやニオイケア意識が年々高まっており、マンダムが10~50代男性1,384名に実施した調査では、約7割の男性が「デオドラント剤を持ち歩くことがある」と答え、ロールオンタイプの人気が高まっているという。また、服を着用したままの使用や、腋窩だけはなく腕や胸に塗布するなど使用部位も拡大していることから共同開発を開始。
ロールオンを実際に使用するシーンや使用行動、また使用時の意識などにおけるマンダムの知見と、人間工学、感性工学などにおけるパナソニックの知見を融合させ、特に腋窩への使用において塗布時に手への負担が少なくて塗布しやすく、かつ携帯性に優れたロールオン容器を開発したとしている。
人間工学的視点から製品使用時の腕や手の筋電位(筋肉の収縮に伴って発生する活動電位)を計測し、筋活動と使いやすさとの関連を解析。親指に関連する筋肉への負担と腋窩への塗布のしやすさ(主観評価)に相関があり、親指への負担が大きいほど塗布しにくいと感じることがわかったという。今回開発したロールオン容器を用いた製品は、従来品と比較して親指への負担が軽減し、より使いやすくなっているとしている。
マンダムは、今回開発されたロールオン容器を用いた「ギャツビー プレミアムタイプ デオドラントロールオン」を18日に発売する。無香料、アクアティックシトラス、スマートシャボンの3種類展開。容量は60ml。価格は各750円。