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ハーレーダビッドソン、2つの軽量電動モーターサイクルのコンセプトモデルを初公開

ハーレーダビッドソン(HARLEY-DAVIDSON)は、米国ラスベガスで行なわれる「CES 2019」において、ハーレーダビッドソン初の電動モーターサイクル「LiveWire」を公開するとともに、2つの軽量電動モーターサイクルのコンセプトモデルを初公開する。

軽量電動モーターサイクルのコンセプトモデル

ハーレーダビッドソンは、中期経営計画「More Roads to Harley-Davidson」を2018年7月に発表。「魅力的な新モーターサイクルの提供、ハーレーダビッドソンへのより広いアクセス、そしてディーラーネットワークを強化する」というビジョンを提示した。

今回初公開される軽量電動モーターサイクルのコンセプトモデルは、このビジョンの延長上にあるとしている。Livewire量産と並行し、将来的には2つのコンセプトモデルが、ハーレーダビッドソンの物語の新たな電子化チャプターに続くことを見込んでいるという。

また、今秋全米で発売される予定のLiveWireのスペックの詳細を公開。全米での価格は29,799ドル。

LiveWire

LiveWireは最新バージョンのHarley-Davidsonアプリを使用したクラウドサービスと組み合わせたLTE対応ユニットを通じ、ライダーとモーターサイクルとをペアリングするH-D Connectによるコネクトサービスを提供。

コネクトサービスでは、充電レベルや完了までの時間などの充電状況をリモートで確認できるほか、車両がいたずらされたり移動したりした場合に警告をライダーのスマートフォンに送信する警告機能と追跡情報、車両のケアについてのサービスリマインダーと通知を利用できる。

なお、LiveWireの通信ユニット(TCU)およびクラウドサービスを活用したシステムソリューションはパナソニックが提供。CES 2019ではパナソニックブースにおいて、このコネクトサービスを利用することで、ライダーが利用できる様々なサービス例(バイクの状態の常時管理、盗難時の追跡)を紹介することをパナソニックが発表している。

LiveWireの詳しい情報をCar Watchで読む

コンセプトモデル、LiveWireともに、日本市場への導入の有無、詳細な導入時期、価格含めた仕様の詳細は発表日時点で未定。