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近未来の大阪。Osaka Metroが15駅リニューアルや夢洲開発参画へ

大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は20日、「地下空間の大規模改革」の基本方針や夢洲駅周辺開発についての構想を取りまとめた。御堂筋線9駅、中央線6駅のリニューアルや、「近未来の大阪」をコンセプトとした新大阪駅のデザインなどを発表している。

新大阪駅のコンセプトは「近未来の大阪」

地下空間の開発においては、2018年度~2024年度に595億円を投じ、そのうち300億円を15駅(御堂筋線9駅、中央線6駅)のリニューアルに向ける。

新大阪駅のコンセプトは「近未来の大阪」。梅田駅は「インフォメーション・ターミナル」、心斎橋駅は「テキスタイル」、大阪港駅は「空中に浮いた旅する船」をコンセプトとしてる。

梅田駅
心斎橋駅
大阪港駅

新型車両にも295億円を投資。「移動そのものを楽しめる空間へ刷新」するという。

車両も刷新

2025年に万博が開催され、IRの誘致先や新たな国際観光拠点としても注目される夢洲(ゆめしま)開発にも参画。Osaka Metroは、夢洲への中央線の延伸に参画し、条件が整えば、大型商業施設の開発などにも参画するという。場所や規模については、「土地確保や共同事業化などの開発に必要な要件が整い次第、具体的な検討を進める」としている。

夢洲への中央線延伸に参画

Osaka Metroでは、夢洲駅や、夢洲駅タワービルのコンセプトとなるビジュアルも披露し、「活力インフラ」の拠点としての開発を目指し、前向きに取り組むという。

夢洲駅
夢洲駅タワービル
181220 活力インフラプロジェクト