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ファミリーマートがEVトラック導入。EV商用車初の2室2温度帯架装

ファミリーマートは、2019年1月末から「EVトラック」を使った実証実験を開始する。2019年1月から2年間の予定で、東京都・埼玉県・茨城県の一部に1日3便による商品を配送する。

EVトラック

トラックはいすゞ自動車のエルフEVで、最大出力は110kW、最大トルクは305Nm、バッテリーは40kWh×2。商用車では初の2室2温度帯(チルド/米飯配送)架装及び「CHAdeMOVer1.2」となり、埼玉県三郷市の三郷中央定温センターに導入。同時にCHAdeMO Ver1.2対応の急速充電器(新電元工業製)を導入し、最大90kWの出力で1時間以内の急速充電を実現する。

EV充電器

EVトラックの導入など、低公害車・低燃費車の採用、物流拠点統廃合などでCO2の削減を目指す。検証期間中は、24時間稼働・1日3便の高負荷・高稼働状況下でのEVトラックの実用性の検証、および急速充電器を用いた運用スキームの構築を目指す。当面は1台で運用するが、検証実験を鑑みて2019年下半期までに1台の追加導入も予定しているという。