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ガスト、全店でプラスチックストローを廃止

ファミリーレストランの「ガスト」は、全1,367店でドリンクバーに常備している使い捨てプラスチック製ストローを廃止する。特に要望があった場合は、トウモロコシを原料とした生分解性のバイオマスのストローを提供する。

全国のガストのドリンクバーでプラスチックストロー廃止

ガストを運営するすかいらーくホールディングスは、プラスチックごみの不適切な廃棄が世界的に深刻な環境問題となる中、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに、全業態で使い捨てプラスチック製ストローの使用を廃止することを8月に発表。9月からは、都内の一部店舗でストロー廃止の実験を開始し、要望に応じて提供するストローの素材も、紙、生分解性素材、食材等の代替品の導入を検討していた。

検討の結果、ストローの素材を生分解性のバイオマスに決定。バイオマスは、土中の微生物により最終的に水と二酸化炭素に分解されるため、焼却した場合でも有害物質が発生せず、また、地球温暖化防止に貢献すると考えられるという。

ガストでのプラスチックストロー廃止に次いで、2019年以降ほかの業態でも順次廃止。2020年までの全廃を目指す。

お願いのPOPを各テーブルに設置