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三井住友カードとTIS、銀聯QR決済を低コストで導入できるサービス
2018年12月4日 16:23
三井住友カードとTISは、銀聯の国際決済ブランドの「銀聯QRコード決済」に対応したTISの決済サービス「QR×DRIVE(キューアール・ドライブ)」を共同で提供。松屋銀座の8階レストランフロアや近鉄百貨店等、日本国内の加盟店向けに「銀聯QRコード決済」に対応したQR×DRIVEを12月以降、順次提供する。
QR×DRIVEは、様々な規格の各種QR決済を1つの端末/アプリケーションで処理対応できるQR決済サービス。TISが資本・業務提携する中国のFinTech企業・上海訊聯数据服務有限公司(CardInfoLink)のQR決済プロセシングサービスをベースにしている。
特徴は、国内外のウォレットサービスのQR決済を迅速かつ低コストで導入できることだという。QR決済方式は、QRをユーザースマートフォンに表示して機器にかざす「CPM」と、QRをユーザーの端末で読み取る「MPM」の2種類に対応。
銀聯QRコード決済は、American Express、Discover、JCB、Mastercard、銀聯(UnionPay)、Visaの国際ブランド6社で構成されている団体であるEMVCoが定めた標準仕様に基づいて提供されている銀聯のQR決済サービス。
今回の提携では、TISはQR×DRIVE決済アプリを提供するほか、POSや決済端末、無人精算機等で利用可能なAPI等によるQR決済ゲートウェイサービスを提供。三井住友カードは銀聯QRコード決済の提供をしているが、今後はQR×DRIVEの加盟店への導入も進める。