メルカリ、50・60代の出品1位は「レコード」、購入1位は「ゴルフ」

メルカリは、11月7日に「みんなのかくれ資産調査委員会」より発表された日本の一般家庭に眠る不要品の総量に関する調査から、「60代以上の女性が最も"かくれ資産"を保有している」という結果を受け、メルカリを利用する50・60代の利用動向に関して調査した。

調査によると、日本のかくれ資産の総額は推計37兆177万円で、1世帯あたりでは約70万円。国民1人あたりでは約28万円ということが明らかになった。さらに、最もかくれ資産が多い60代以上の女性の1人あたりの資産は、約49.8万円。

2013年7月から2018年10月のメルカリ内の利用データをもとに、50・60代と20・30代の利用動向を比較したところ、20・30代は子供用品など生活に関わるものを売り買いしながら循環させている一方で、50・60代は美術品やスポーツ用品など趣味に関わるものの取引が多い。

20・30代の購入カテゴリーランキング上位は、「授乳/食事」、「おむつ/トイレ/バス」、「外出/移動用品」で、50・60代の購入カテゴリーランキング上位は、「ゴルフ」、「美術品」、「オートバイアクセサリー」。

また、出品したものが購入される割合(取引成立率)は、50・60代男性が36.97%で女性が40.33%、20・30代男性が34.30%で女性が35.24%。20・30代よりも50・60代の方が高く、男女比では女性の方が高いことがわかる。