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渋谷の旧東急プラザ跡地にバスターミナルも一体となった「渋谷フクラス」が誕生
2018年11月15日 20:22
渋谷の旧東急プラザ渋谷跡地にできるビルの名称が、「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定した。2019年秋頃、建築工事完了予定。
地下4階から地上18階建てのビル内には、東急プラザ渋谷や三井住友銀行、オフィスフロアなどが入る。低層部は、路面店舗となる予定。
1階には、一般路線バスや空港リムジンバスも乗り入れる予定のバスターミナルを設置。手荷物預かり、観光案内所などの観光支援施設も併設。地下2階には、地元商店街への配送業者が利用可能な地域荷捌き施設を設置する。
エレベーターやエスカレーターにより多層な都市基盤をバリアフリーで上下に結ぶアーバン・コア、渋谷駅と本ビルおよび周辺エリアをつなぐ道玄坂連絡デッキを整備。周辺エリアへ移動しやすい歩行者ネットワークを実現するとしている。
渋谷フクラスという名称には、「膨らす(膨らます)」という日本語から、渋谷および本ビルを訪れるすべての人々の幸福を大きく膨らませていきたいという思いを込めたという。建築コンセプトは「小さな物語の集積」。
この事業は、旧東急プラザ渋谷および隣接する街区を一体開発するもので、東急グループが関係者とともに推進中の渋谷駅周辺の再開発を行なうプロジェクトのひとつ。