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ナイキからエア ジョーダンの新作登場。初採用の“ファストフィットテクノロジー”とは?
2018年10月16日 13:38
ナイキから、エア ジョーダンの新作「エア ジョーダン 33 PF」が、11月2日に発売される。価格は20,000円。「エア ジョーダン 33発売は、最高の快適さ、機能性とスタイルを備えたバスケットボールシューズを実現するためのナイキのファストフィットテクノロジーの登場を意味します」としている。
ファストフィットテクノロジーのポイントは3つ。1つめは、シュータン(ベロの部分)と踵のループで足が入れやすくなっていること。2つめは、前足部のストラップを一度引いてケーブルを動かすことで、全方向から足がシューズに固定させること。3つめは、サイドループを引くとシステムが解除されケーブルが緩むこと。これにより、プレーが始まれば締め、休憩の時には緩めるなど、固定と解除を簡単に繰り返すことができる。
デザイナーのテイト・カービスは「ファストフィットテクノロジーを用いることで、デザインの中にアートとサイエンス(技術と芸術)のバランスを取り入れることができました」「宇宙服の外見と機能を参考にしました。すべて実用的であり、それぞれの要素と機能が明確にわかる。これがファストフィットを締める時に引くコード、緩める時のコードやその仕組みを考えるきっかけとなりました」と述べている。
また、ジョーダン ブランドフットウエア ヴァイスプレジデントのジェントリー・ハンフリーは「ジョーダンの奥深くに存在するDNAとデザインイノベーションを融合させることによって、コートの中と外の両面でしっかりと主張を持つシューズができあがりました」と述べている。