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未来のコンビニはスマホをかざして通過。ローソンのウォークスルー決済を体験
2018年10月15日 20:39
ローソンは、10月16日から幕張メッセで開幕する「CEATEC JAPAN 2018」に出展。注目は「ウォークスルー決済」対応のコンビニ店舗だ。ウォークスルー＝通り抜けるだけ、で決済が完了するという新たなコンビニの形を提案している。
商品にはRFIDタグが付与してあり、商品に付いているRFIDタグを読み取ることで、レジ打ちや金銭授受をせずに会計が完了する。決済にはスマートフォンに表示したQRコードを用いる。
ローソンCEATEC 2018店では、ユーザーが自分のスマホの「ローソンCEATECアプリ」と「楽天ペイ」を使って、ブース内コンビニの商品を実際に購入できるほか、体験用のスマホ貸し出しも行なわれている。
体験用スマホで試したが、仕組みは簡単。パンやジュースなど買いたいものをピックアップして、QRコードをゲート前のリーダーにかざす。これが購入者の情報になる。あとは、品物を入れた袋をゲートを通過させると決済が完了。すぐにアプリにレシートが送られてくる。
商品を通す後ではなく、前にQRコードをかざすという流れに最初は戸惑ったが、それ以外は拍子抜けするぐらい簡単だ。
ローソンの説明によれば、コンビニの無人化を目指しているわけではなく、レジ待ちをできる限りなくし、人員を接客など他の業務に専念させることを重視しているとのこと。実用化の時期は未定だが、コンビニ決済の将来像として提案し、CEATECでの体験者の意見を反映させて実用化を目指す方針。決済手順や技術は今後も検討を続けていくという。
