戦時下でのロマンスは数多く映画化されてきた。内容はハッピーエンドばかりではなく、むしろ時代に翻弄され、否応なく悲劇的な別れを迎える作品のほうが多かったような気がする。しかし、戦争という極限の中でも人は誰かを愛し、そして愛されることができるのだ。
『パール・ハーバー』は、第二次世界大戦が泥沼化していく日米開戦の口火を切った真珠湾攻撃を扱いながら、男女3人の友情と愛を描いた恋愛ドラマだ。子供の頃から飛行機に憧れ、今は米軍のパイロットであるレイフと、彼の幼なじみのダニー、そしてレイフの恋人で軍の看護婦であるイヴリンの3人が、戦時下でお互いの友情と愛情を確かめ合う物語なのだ。しかし、三人の関係は、戦争によって変わってしまう。彼らの絆と愛の行方はどうなってしまうのだろうか。激しい戦火の映像とともに恋愛ロマンとして楽しみたい。
迫力の映像で感動を生みだすマイケル・ベイ監督
ハワイ上空を飛ぶ無数のゼロ戦は、現存する本物のB29をもとにCGで再現したもの。また、45分にもおよぶ空爆シーンはハリウッド1とも言えるデジタル技術で我々の目をくぎ付けにするリアルな迫力だ。このこだわりの映像を作ったのは、『アルマゲドン』で全世界を号泣させたマイケル・ベイ監督。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと4度目のコンビを組み、世界の話題をさらう。
2001年 アメリカ
7月14日(土)より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にて公開
製作:ジェリー・ブラッカイマー、マイケル・ベイ
監督:マイケル・ベイ
出演:ベン・アフレック、ジョシュ・ハートネット、ケイト・ベッキンセールほか
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル
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