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高画質・高コスパテレビはハイセンス MiniLED搭載「E7N PRO」と量子ドット「E7N」

Hisense E7N PROシリーズ

毎月のように話題作が登場する動画配信サービス、大きなスポーツイベントなど、素晴らしいドラマ・映画、スポーツ、ゲームなど、リラックスして「大きな画面で楽しみたい」という人は多いだろう。テレビは家庭のエンターテインメントの中心。それだけに良い製品を選びたい。

動画配信など「ネット」経由でコンテンツを楽しめるようになったことで、見られる作品やタイトル数も大幅に増加した。同様にテレビの販売の現場でも、「買い方」に変化が訪れている。オンライン(EC)で簡単に買う人が増えており、2割以上がECで購入している。さらに65型以上では31%と、大画面のほうがさらにEC購入比率が高くなっている。2024年現在、「テレビをECで買う」は当たり前のことになった。

そして、日本におけるテレビのEC販路でのトップシェアブランドが「Hisense(ハイセンス)」だ。同社によると、2024年の上半期のEC販路における台数市場シェアは28%で、トップを走っている。

そのハイセンスが、Amazon限定で投入する、高機能の新シリーズが「E7N PRO」と「E7N」。映像・音、そしてゲーム対応など隙がない高品質・高機能とともに、圧倒的な価格競争力を持つ優れた製品だ。画面サイズは上位シリーズのE7N PROが55型/65型/75型の3モデル、E7Nが43型/50型/55型/65型の4モデルとなる。その特徴を見ていこう。

Hisense E7Nシリーズ

ハイセンスが日本・世界で伸びる理由

ハイセンスは日本のテレビ市場でシェアを伸ばしている。

日本は、海外メーカーから見ると難しい市場と言われている。放送方式も異なれば、他国にはあまりない「録画」という文化も根強く残っている。加えて日本独自の配信サービスも多い。

その市場でなぜハイセンスはシェアを伸ばせているのか? その大きな理由は、2018年にハイセンスが東芝映像ソリューションを傘下にいれたからだ。これにより、日本市場対応のための技術をすべて持っているほか、日本の消費者ニーズに合致した製品を素早く市場投入体制を整えているのだ。

加えて、ハイセンスは世界テレビ市場でシェア2位、世界を代表するテレビメーカーでもある。規模と開発力を活かし、日本のニーズを反映しながら、価格競争力の高いテレビを展開できる。それがハイセンスの強みだ。

今回紹介するE7N PRO/E7Nシリーズも43型から75型までで10万円~22万円台とクラスを超えた価格競争力を有している。


    【E7N PROシリーズ】
  • 75E7N PRO 約22万円
  • 65E7N PRO 約19万円
  • 55E7N PRO 約15万円

    【E7Nシリーズ】
  • 65E7N 約18万円
  • 55E7N 約14万円
  • 40E7N 約12万円
  • 43E7N 約11万円

Hisense E7N PRO/E7Nは、「ゲーマーや映像美にこだわるユーザー向け」を謳う4K液晶テレビだ。特徴は、量子ドット技術やクリアモーション機能などの搭載による「高画質」、144Hz高リフレッシュレートや超低遅延などの「ゲーム」対応、録画やスマホ連携、動画配信サービス対応などの充実の機能群だ。

MiniLED搭載で画質にこだわるハイスペックテレビ「E7N PRO」

まずは、上位シリーズの「E7N PRO」を見てみよう。55型/65型/75型の3サイズ展開で、さらなる「大画面」を求める人に最適だ。4K/3,840×2,160ドット液晶パネルを搭載。画質面の特徴は「Mini LEDバックライト」「ローカルディミングPro」「広色域量子ドット」など最新かつ最高スペックを備えている。

Hisense E7Nシリーズ「65E7N PRO」

E7N PROの画質面の最大の特徴が「Mini LEDバックライト」と、直下型バックライトをエリアごとに細かく制御する「ローカルディミングPro」だ。メリハリのある、明るく高コントラストな映像体験を実現するものだ。

Mini LEDバックライトでは、従来の液晶テレビよりも小型のLEDバックライトを数多く敷き詰める。加えて、映像にあわせて細かくバックライトを制御する「ローカルディミングPro」が連動する。この両者により、明暗の表現力を高めて映像のコントラスト感を向上、奥行き感ある映像を実現する。映画やドラマへの“没入”体験を高めてくれる技術だ。

「Mini LEDバックライト」を搭載するE7N PRO。「ローカルディミングPro」とあわせてコントラスト表現を大幅に向上する

ローカルディミングProでは、光と闇を細かくコントロール。暗い部屋での映画体験やゲームプレイだけでなく、「明るいリビングでも見やすい高画質」を実現できる。映像にこだわる人は、絶対に注目すべき技術だ。

直下型LEDバックライトををエリアごとに細かく制御「ローカルディミングPro」

また、量子ドット技術を活用し、より純度の高い色彩を実現。特に緑と赤の表現力が向上し、自然で鮮やかな映像を実現できるという。加えて、120Hz倍速パネルとクリアモーションを搭載し、スポーツやアクションシーンなどで、残像が少なく、滑らかな映像を楽しめるようになる。

「広色域量子ドット」で、純度の高い色を実現する

広視野角パネルの搭載もE7N PROシリーズ(75E7N PRO、65E7N PRO)の特徴。正面だけでなく、斜めなどから見ても色が褪せることがなく、映画やドラマを楽しめるはずだ。

映像処理には、最新の「HI-VIEWエンジンII」を搭載。AIを活用し、4K映像を高速処理し、地上デジタルやBS/CSデジタル放送だけでなく、ネット動画、ゲームのいずれも自動で最適な画質に調整する。

最新の「HI-VIEWエンジンII」を搭載

もうひとつ特筆すべき点が「ゲーム」の対応だ。テレビとしては珍しい「144Hzフレームレート」に対応するほか、低遅延のゲームモードProなど多くの特徴を有している。

FPSなどのPCゲームで使われる、144Hzリフレッシュレートをサポートし、より滑らかなゲームプレイに対応。HDMI入力もHDMI 2.1に対応し、4K/144Hzのゲーム入力が可能なほか、入力遅延を0.83msまで抑える「ゲームモードPro」に対応。FPSやアクションゲームのプレイヤーにとって重要な低遅延性能を備えている。

「144Hzフレームレート」に対応。テレビでのゲーム体験を向上する
HDMI 2.1対応で、144MHz入力やほとんどのHDRフォーマットに対応する

AMD FreeSync Premiumにも対応。加えて、リフレッシュレートやHDR、VRRの状態をリアルタイムで確認できるゲーミングメニュー搭載しているため、プレイヤーは最適な設定でゲームを楽しめる。また、暗部のディテールを強調する調整機能や、FPSゲーム向けの照準表示など、ゲーマー向けのこだわり機能を搭載。E7N PROがゲームを重視しているからこその充実の機能で、「ゲームフルスペック」テレビといえるだろう。

ゲーム体験を高めるハイセンス E7N PROシリーズ

コンテンツの迫力を引き出す「音質」関連の機能も充実している。Dolby Atmosに対応した最大40W出力のスピーカーシステムを搭載し、重低音サウンドを実現。また、部屋の環境に適したサウンドを自動設定できる「オーディオキャリブレーション」に対応する。加えて、E7N PROではクリアな音声を実現する「Eilex PRISM」を搭載している。

サラウンド体験も向上

こうしたフル機能を自然に使えるのも特徴。部屋の明るさや環境に応じて画面を自動調整する「おまかセンサーPro」を搭載。昼夜を問わず、常に最高の画質で楽しめる。

「おまかセンサーPro」はE7N PROのみ搭載する

ゲームも画質も隙がない「E7Nシリーズ」

E7Nシリーズは、43型/50型/55型/65型の4サイズで展開。高機能でありながら、E7N PRO(55~75型)より設置しやすいサイズと、お求めやすい価格が特徴といえる。

Hisense E7Nシリーズ

E7Nシリーズも充実の機能を搭載している。ゲーム機能や倍速パネルなどの基本仕様はE7N PROと共通だ。

シリーズの特徴である、広色域量子ドットパネルも搭載し、純度の高い色を実現。特に緑と赤の色表現を向上している。HI-VIEWエンジンIIによる高画質処理や、AIによる画質調整なども搭載する。

ゲーム対応についても、144MHzフレームレート対応、低遅延のゲームモードPro、AMD FreeSync Premium対応、ゲーミングメニューなどにフル対応。画面サイズや欲しい機能に応じて、よりリーズナブルな選択肢として注目したい。

新搭載の「ゲーミングメニュー」。リフレッシュレートやHDR、VRRの状況を画面上ですぐに確認できる

日本のテレビとして「隙がない」

画質やゲーム以外の基本機能も充実している。外付のUSB HDD録画や裏番組、チャプター設定などなど充実の録画機能を搭載。さらに、別のテレビから録画番組を視聴できる「Anyviewホームサーバー」などの機能を搭載している。

別のテレビから録画番組を視聴できる「Anyviewホームサーバー」に対応

日本の放送対応や録画など日本固有のニーズ対応において、海外メーカーが苦戦するケースは多いが、ハイセンスが異なるのは前述のように、2018年に東芝映像ソリューションをを傘下にいれたこと。同社の培ってきた技術やノウハウをそのまま継承しているため、日本のユーザーの細かなニーズに応えられる。これがハイセンステレビの強みとなっている。

一方、「テレビ放送よりも動画配信を見ている」という人も増えている。ハイセンスのテレビでは、動画配信サービスの対応も強化しており、NetflixやAmazon Prime Video、Disney+、YouTube、U-NEXT、TVer、WOWOWオンデマンド、DAZN、AppleTV+、Lemino、Hulu、ABEMA、NHK+など20のサービスに対応。対応していないサービスを見つけるのが難しいぐらいの充実ぶりだ。

動画配信サービスは20種類に対応する。リモコンの専用ボタンもNetflix、Prime Video、Disney+、YouTube、Lemino、Hulu、U-NEXT、TVer、ABEMA、DAZNなど充実している

またスマートフォンの画面をテレビに出力する「スクリーンシェア」にも対応。スマホで撮影した写真を家族で見ながら楽しむといった使い方も可能になる。Bluetoothによるワイヤレスヘッドフォン接続や、Amazon AlexaやApple HomeKit対応など、スマートホーム連携機能も備えている。

スマートフォンの画面をテレビに出力する「スクリーンシェア」

あらゆるコンテンツを高品質に

ドラマ・映画、スポーツ、ゲーム。ありとあらゆるエンターテインメントが、高品質で自宅で楽しめる時代だ。

エンターテインメント体験をよりよいものにし、最高のクオリティを求めたい。そんな大画面テレビのリーズナブルな選択肢として、Hisense E7N PRO/E7Nに注目してほしい。