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ホッと落ち着くゲーミングチェア デニム生地のAKRacing「Premium Denim」
- 提供:
- テックウインド株式会社
2022年11月4日 06:00
ゲーミングチェアとして今最も存在感あるブランドの1つ、AKRacing。YouTubeのゲーム実況はもとより、最近ではテレビでもAKRacingのチェアをよく見かけるうえ、企業のオフィスに導入している例も増えてきた印象です。当初はかなり先鋭的なイメージがあった「ゲーミング」というジャンルですが、広く認知され市民権を得てきたおかげか、ゲーミングチェアも身の回りに違和感なく溶け込んできているように思う今日この頃。
ただ、自分の仕事場で使うのにはちょっと尖りすぎかな、と感じる人もまだいるかもしれません。ハイコントラストでシャープなフォルムのゲーミングチェアは、戦いに赴く戦士の道具という雰囲気もあり、常に気を張りつめて仕事をしなければならないような……。
そんなあなたに推したいのが、新たに登場したAKRacing「Premium Denim」(価格79,800円)という製品。デニム生地が使われていることで尖った印象が薄れ、なんとなく和の心も感じられる、でもゲーミングなチェアです。メーカーからお借りして、しばらく試してみました。
肌触り良く、蒸れも少ない 優しくてユニークなゲーミングチェア
ひと目見ただけで「座ってみたい!」と思える椅子はそう多くはないと思いますが、このAKRacingの「Premium Denim」は間違いなくその1つ。椅子の座面から背もたれの前後に至るまで、ほとんど全体の表面生地(張り地)にデニムが用いられていて、見た目だけでなく座った感触もすごく良さそう、と想像しちゃうのでは? よくある合成皮革やファブリック(布)を使った椅子とは一線を画す……とは言わないまでも、少なくともこれまでのゲーミングチェアにはないタイプです。
デニム生地は海外のアパレルブランドにも採用されている岡山県のメーカー製とのことで、その品質は折り紙付き。素材としてはコットン100%、色移りしにくい反応染料と呼ばれる染料で、デニムらしいインディゴブルーに染められたその感触は、おそらくみなさんの想像する通り、まさにデニム。さらさらとした肌触りが気持ち良く、デスクワークで行き詰まったときはなんとなく座面に手を持っていき、その感触を楽しんでホッと心を落ち着かせることで、また目の前の仕事に集中できるような気がします。
でも、個人的に椅子において一番気になるのは、長時間座っていたときの蒸れ具合。合成皮革の椅子だと、パンチングメッシュのような通気性を高める加工がされていても、常に接しているお尻部分が汗で蒸れ、不快感につながってしまうのが困りどころでした。夏場は冷房をオンにしていてもムレムレだし、冬場でもそこそこムレを感じます。これを解決するには完全にメッシュで透けている椅子が必要、と今までは思い込んでいたのですが、「Premium Denim」を使ってその考えを改めることになりました。
たしかにメッシュのようなスースーする感じはないものの、不思議なことに蒸れ感はかなり少ない。座っているところが温かくなっているのに、身体から発散した汗がほどよく座面などに吸収されているのか、長時間デスクワークしていても全くの平気です。単なる布地(のソファなど)だと体温や湿度が座面にこもってしまって時々座る位置を変えたくなるものですが、デニムの特性なのか、反発力のある座面も影響しているのか、そういうこともありません。
また、冬場の室温が低いときであっても、椅子自体が「服」みたいなものなので、最初にヒヤッとした冷たさが伝わってくることがないのもいいところ。最近は合成皮革も進化して、冷たさや突っ張る感じは少なくなっていますが、それでも汗がこもり始めるとペトッとした感触が出てくるもの。そういった不快感につながる要素がデニム生地だと解消されていて快適、と気付けたのは大きな発見でした。
そして、腰周りを支えるランバーサポートや、頭を支えるヘッドレストも、やはり張り地はデニム。これらも生地の特性なのか、従来の合成皮革のものと中身のクッションは変わらないはずなのに、身体の各部をより優しく受け止めてくれるような気がします。筆者のような汗っかきにとっては、座面も腰も首・頭付近も、常にさらさらが保たれるデニム生地のチェアは、メッシュチェアに代わる快適仕事アイテムと考えてもいいのかも……。
ハイエンドモデルと同等の機能で長期間の製品保証
ところで「Premium Denim」は、見た目の新鮮さや肌触りだけでなく、椅子自体ももちろんしっかりした製品です。AKRacingがラインアップしているオフィス向けのハイエンドなPremiumシリーズをベースにしているため、基本的な機能・性能もそれに準じています。
たとえば座面高さを無段階で調整(床面からの実測はおよそ46~52.5cm)できるのは当然として、最大180度まで背もたれを倒せるリクライニング機能を備え、仕事に集中するときと休憩したいときの切り替えも右側のレバー操作で一発! 実際に180度までそのまま倒すと身体が反ってつらいことになるかもしれませんが……。
しかし、ほどほどに倒した状態で組み合わせるといいのが、チルト(ロッキング)機能です。これは、座面と背もたれの角度を保ったまま最大12度の範囲で全体を傾けられる機能で、腰や背中へ体重を預けやすくなるため、リラックスしたいときには実に便利。座面の真下にあるロッキング調整ノズルを使って傾けるときの硬さを調整すれば、自然な姿勢変化で最適なリラックス体勢に移行できてしまいます。
さらにアームレストについては高さ調節(実測7.5cmほどの範囲で4段階)、前後方向の移動(実測6.5cmほどの範囲)、左右角度の調節(3段階)も可能です。体格や体勢に合わせてカスタマイズできるうえ、仕事とプライベート(ゲームで遊ぶ時など)とで椅子の使い方が変わる時にも、それぞれのシーンにフィットさせられる柔軟さを持ち合わせています。
座面も背もたれも内部に高密度モールドウレタンが用いられた肉厚なつくり。体重をきっちり受け止めるコシはありながらも、局所的に負担が大きくならない適度な体圧分散性をもたせるなど、人間工学に基づいた疲れにくい設計になっているのも特徴です。Premiumシリーズにはあるキャスターのストッパー機能は省かれていますが、機能・性能としてはハイエンドと同等と言えるでしょう。
でもって、5年間という比較的長期間の製品保証が設定されているのもうれしいところ。実際には8年以上の実使用を想定した耐久性試験を行なっているとのことで、デスクワークの多い筆者のような仕事にも、エンジニアの人にも、もちろんゲーマーの人にも、安心して長く使える製品となっているようです。
部屋のタイプに関係なく似合い、経年変化も楽しめる
今回の「Premium Denim」には、オプションとして、あるいは単体チェアとしても使える「Footrest Denim」(19,800円、製品保証3年間)というフットレスト製品を組み合わせることができます。張り地は同じくデニムとした統一感のあるデザインです。
リクライニングしてリラックスするときに脚を載せることで快適性が一段と高まる、というものですが、大型の椅子が設置しにくい場所に単体のチェアとして使うのもアリ。自宅ではキッチンの腰掛けに、オフィスでは小さなミーティングスペースの椅子に、といったような感じで、デニムの感触を気軽にいろいろな場所で味わえるようにするのも面白いかもしれません。
さらには脚のない座椅子バージョンの「Gyokuza Denim」(79,800円)という製品もラインアップされています。もともとデニムには和の要素はあまりないはずですが、今回紹介した「Premium Denim」は洋室だけでなく和室にも似合うと感じるスタイル(畳をいためないよう保護マットを敷く必要がありそうですが)。そして「Gyokuza Denim」はさらにコタツや背の低い文机と一緒に使ってもマッチしそうな一品です。これまでゲーミングっぽさの強いチェアが置きにくかったところにも、Denimシリーズならいろいろなところで活躍してくれる予感がします。
なお、特殊な染色方法により「色移りしにくい」ようになっているとはいえ、全く色移りしないわけではないので、メーカーでは「白など薄い色の服との併用は避けてほしい」としています。が、それこそが本物のデニム生地であることの証。
使えば使うほど「味」が出てくるのがデニムであり、長年使い続けるうちにいい感じに色が抜けるなどして、もしかしたらビンテージジーンズみたいな雰囲気を醸し出す可能性もあります。年月を経ることで味わい深い風合いになっていく様を楽しめるという点でも、「Premium Denim」はこれまでにないユニークなゲーミングチェア。お気に入りの服のような感覚で長くお付き合いしていきたいものです。
なお、Premium Denimは岡山県 井原市のふるさと納税の返礼品としても採用されています。寄付の詳細はこちらから。
ふるさとチョイス AKRacing Premium Denim