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くらしを支えるあかりの“質” 「パルックLED」の心地よい未来

くらしに必要不可欠な“あかり”。照明器具はまさに生活必需品として、ありとあらゆる家庭に普及しています。

2021年、パナソニックからLEDの新ブランドが登場しました。その名も「パルックLED」です。パルックといえば、同社の蛍光灯・電球型蛍光灯のブランドですが、そこに「LED」が追加されたことになります。

蛍光灯のパルックが生まれたのは、1977年のこと。“パッとあかるく”をネーミングの由来にしていることからも、それまでの蛍光灯と比べて、明るく鮮やかにということを意識していたことが分かります。

新しいパルックLEDのブランドコンセプトは、“しあわせを照らすあかり”です。単に明るいだけではなく、「あざやか・美しい」「高い品質と信頼性」「持続可能な環境への配慮」のそれぞれに“こだわり”が込められています。

照明器具において「LED」はもう珍しいものではありません。当たり前のものといってもいいかもしれません。しかし、こだわりは、くらしに違いをもたらしてくれるはずです。

電球型、デスクスタンド、シーリングライト、スピーカー搭載のシーリングライトなど豊富なラインナップのパルックLED。パナソニックのこだわりを見ていきましょう。

色が自然に鮮やかに見えるということ

まず注目したい“こだわり”は、高い演色性です。演色性が高いというのは、簡単にいえば、「色が自然に見える」ということです。

シーリングライトでは、LEDが並んでいます

照明に照らされた色の見え方を示す平均演色評価数(Ra)は、数字が100に近いほど、物の色の見え方の忠実度も高くなります。

例えば、パルックLED シーリングライト高演色タイプ(HH-CG1237A、HH-CG0837A)ではRa93、パルックLED電球プレミアXもRa90です。家庭向けのLEDでRa90やRa93というのは、かなりの高演色で、低い演色性の照明から交換すれば、ちょっと世界が違って見えるかもしれません。また、特別に高演色を謳う製品でなくても、パルックLEDはほとんどがRa83以上です。つまり、あかりの「基準」が高いのです。

“こだわり”はこれだけではありません。「感性」を取り入れた鮮やかさの独自指標も活用し、「質の高いあかり」を実現しています。パナソニックでは、Raのほか、独自の指標「FCI」と「PS」による3つの指標を基準にあかりを定量化してます。

FCIは、色彩が鮮やかに目立って見える効果を定量化したものです。PSは、パナソニック独自で調査し、理想的な肌の色を明らかにし、実際の肌の色が、理想的な肌の色にどの程度近いのかを数値化したものです。

パルックLEDでは、「色の忠実さ」(Ra)、「色が鮮やかに見えるか」(FCI)、「色を好ましく感じるか」(PS)の3つの指標を活用し、あかりを使う人が「いいな」「好きだな」と思えるよう波長成分を調整し、最適なあかりを追求しています。

同じ照度でも、人によってあかりの感じ方は異なるものです。「数値」だけでなく、「感性」による評価も取り入れて、質の高いあかりを提供する。これは、本当に快適なあかりを考え続けてきたパナソニックだからこそできることです。

料理や肌の色が自然に見える嬉しさ

質の高い照明であれば、様々なものが自然な色で鮮やかに見えます。では、具体的にどんないいことがあるのでしょうか。

生活の中では単に明るければいいというシーンもありますが、色が重要な場面も決して少なくありません。そして、そうした場面は生活の質の向上につながります。

たとえば料理。せっかく見た目にも美しくおいしそうな料理でも、照明が悪ければ色どりが美しく見えません。特に演色性の低い照明では、赤味の成分が乏しいことが少なくありません。パルックLEDのように高演色であれば、赤身のお刺身や、トマトなどが鮮やかに見えるようになります。料理は見た目も大切。おいしそうに見えれば食べたいという気持ちが高まります。また、料理を撮影してSNSにアップするときにも、色がキレイに見えるようにこだわりたいですよね。

色鮮やかだと食事もおいしそうに見えます

肌の色もまた、あかりの違いで異なって見えます。

※全てのパルックLED商品がRa90ではありません。写真はパルックLED電球プレミアX LDA7LDGSZ6です

化粧をする際でも、色がキレイに見えないあかりだと、肌もくすんで見え、つい思った以上に濃く、鮮やかな色を選んでしまいがちです。そのまま屋外に出れば、当然室内で化粧をしているときよりも、濃く見えてしまい、失敗することも。自然光に近いあかりなら、自分がイメージした化粧の色合いに近づけられます。素顔の時も血色の良いイキイキとした肌の色で家族と過ごしたいですよね。

もちろん、部屋に配置したソファーなどの家具やインテリア、奇麗な写真の印刷物なども、本来の色で見えるようになります。

また、オンライン会議・面接などでも、顔色良く、自然な色でコミュニケーションできます。オンラインの仕事が増えているからこそ、仕事の照明環境にもこだわりたいですね。

高い演色性と独自指標で、様々なものの色が本来の鮮やかな色で見えるようになります(出典: パルック LEDシーリングライト)

色温度を上手に使って生活の質を上げる

照明の色という意味では、演色性以外に色温度(光の色を表す指標)も重要になります。

販売されている照明には、基本的に光の色が書かれています。例えばパルックLED電球プレミアXの場合、オレンジっぽいものから順に並べると電球色(2700K)、温白色(3500K)、昼白色(5000K)、昼光色(6500K)になります。日の出などは2500K程度で、正午は5300K程度というように、時間とともに光色が変化します。色温度が低いと、あたたかみのある光色となり、色温度が高くなると、青白い光色となります。

※写真はパルックLEDプレミアXの色のイメージです

活動的に過ごすのであれば、日中の太陽光に近い色温度のほうがよいと言われています。事務所などのあかりの色温度が高めなのもこうした理由です。

本などでも、白い紙の色がしっかり白くなりますから、文字の黒とのコントラストが上がり、くっきりと見やすくなります。勉強や読書、在宅ワークなど、なにかに集中して作業するのであれば昼光色や昼白色が適しているといえるでしょう。

一方で、落ち着いて過ごしたいとき、いわゆるまったりとして過ごすのであれば、夕方の陽の色に近い電球色がよいようです。特に入眠前の環境としては暖かい色味の電球色のほうが、良いと言われています。

入眠前は、色温度が低く夕方の陽の光に近い色の電球色のほうがよいと言われています

勉強する環境であれば高い色温度のあかりを、リラックスする場では低い色温度のあかりといったように、用途に合わせて色温度を変えて使いたいものです。パルックLED電球プレミアXでは、電球色/温白色/昼白色/昼光色の4種がラインアップされていますので、使う場所にあわせて選べます。

一方、パルックLEDシーリングライトなら様々なシチュエーションで使うリビングダイニングでも色温度や明るさを切り替えて使う事ができます。

例えばAIR PANELシリーズなら、パネル光+センター光の両方を昼白色で光らせれば、部屋のすみずみまで快適な灯りを得られます。リビングで子供の勉強をみたり、一緒に読書したりする時に最適なあかりを選べます。センター光だけを電球色にすれば部屋の中心に暖かみのある光を照らすので家族の団らんに適していますし、就寝前であればパネル光を電球色で灯すといったように照らし分け・使い分けができます。

パルックLEDでもシーリングライトでは、配光や明るさ、色温度を使用状況に応じて切り替えられます(出典:パルック LEDシーリングライト)

また、パルックLEDデスクスタンド(SQ-LD560)では、机の上で行なう作業に対応できるようになっています。特許※を取得しているパソコンの作業に向く「パソコンくっきり光」、読書に向く「文字くっきり光」に切り替えられ、調光も可能です。

※特許第6735514号 パソコンくっきり光(5000K Duv-4)、特許第6064205号 文字くっきり光(6200K+明るさ)

パルックLEDデスクスタンドでは、「パソコンくっきり光」「文字くっきり光」を作業に応じて切り替えられます

消費電力が低く長く使えるという価値

LED照明を使う利点には消費電力の低さもあげられます。LED電球プレミアXの60形相当の明るさ(810ルーメン)でも、消費電力はわずか7.4W(LDA7LDGSZ6)※で、白熱電球54Wと比べるとかなり消費電力が抑えられます。

LED照明では消費電力を抑えられます

また、白熱電球の寿命は約1,000時間ですが、パルックLED電球(LDA7LDGSZ6)の定格寿命※1は40,000時間と約40倍です※2。白熱電球とは桁違いに長寿命な点も環境負荷を下げることに役立ちます。

※1 定格寿命は設計値であり、保証値ではありません。
※2 LED電球「LDA7L-D-G/S/Z6」(定格消費電力7.4W、定格寿命40,000時間)とJIS規格一般照明用白熱電球60形(定格消費電力54W、定格寿命1000時間)との比較。

照明メーカーとして歴史の長いパナソニックでは、製品を作るために様々なテストや研究を繰り返しています。高機能・高性能なLED照明でも、それが実際の暮らしの中で、長く安定して発揮されなければ意味がありません。公的な試験項目をはるかに超える項目数と高い基準で品質試験を行なっています。

明るさや配光、消費電力や省エネ性能は、ミラー式ゴニオフォトメータという回転ミラーを使った大型の装置を使って測定されています
パナソニックではLED電球を長時間点灯させたときのテストも行なわれています

なお、LED照明であっても発熱します。これは発光部ではなく、発光させるための電子部品によるものです。この発熱がやっかいで、たとえLED発光部が長寿命であっても、発熱によって効率は落ち、さらには早期劣化につながることがあります。パルックLEDでは、長寿命であることを生かせるよう、熱の影響を考慮した設計や、温度調整機能のある回路(LED電球の場合)にするなど工夫されているのも安心です。

消費電力が少なく、安心して使えるあかり。持続可能な環境のための配慮をしているのがパルックLEDです。

現在の住宅のLED化は約48%です(一般社団法人日本照明工業会Lighting Vision 2030調査)。低消費電力、長寿命なLEDにはまだ普及の余地が残されているといえます。また、LED電球・照明器具の販売開始から10年以上経過していますが、その間に消費電力の面でも性能は向上し、進化しています。

小さな省エネの積み重ねが未来を少し良くしていくかもしれません。「あかりにこだわる」ことは、これからますます重要になっていきそうです。

パルックLEDでは、熱による影響を考慮して部品が配置されています

しあわせを照らすあかり

人々の生活にあかりは不可欠です。生活にとって当たり前のものだからこそ、その基準を上げていくことは、くらしを少しずつ豊かにしていくことに繋がります。

あかりの質がもたらす生活の心地よさ、利用環境に応じた配光や明るさの使い分けが、くらしのシーンを彩ります。ただ明るくするだけじゃない。それこそが、パナソニックがパルックLEDで目指す“しあわせを照らすあかり”です。

長きにわたり家庭のあかりを手掛けてきたパナソニックが提案するあかりの価値。パルックLEDにはそのこだわりが隅々まで込められています。

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