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ネタ切れの夏休みに 子供の「水遊び場」都内おすすめ10施設
2024年8月11日 08:30
毎日とんでもない暑さです。子育てをしていると、真夏の過ごし方に本当に悩みます。公園は暑すぎるし、家にずっといるのも限りがあります。涼しく遊べる子供向けの遊び場が便利ですが、最近は水遊びができる施設も多くあります。
公園内の水遊び場のほか、商業施設に夏季限定で水遊びのアクティビティが設置されることも。今回は、筆者が実際に行ったことがある施設を中心に、都内の子供向け水遊び場のおすすめを紹介したいと思います。
なお、水遊びができるといっても屋外は危険な暑さ。紹介するのは、水遊び場のすぐ近くに涼める屋内施設があるところ、もしくは日陰が多いと評判の施設に絞りました。筆者が行ったことがある施設以外にも、子育て中のインプレス社員におすすめを聞いて選定しています。
アクセスについても、駅から近い、もしくは電車とバスを使ってすぐに行ける施設を中心に紹介します。
屋外のほか、屋内で過ごせる遊び場も別途紹介していますので、屋外はマジで無理という方はそちらも参考にしてみてください。
東京ドームシティ「わくわく!ウォーターガーデン」
東京ドームシティでは、夏季限定でスライダーなどで遊べる水遊び広場「わくわく!ウォーターガーデン」が営業中。料金はこども(1才~小学生)が60分1,800円、延長30分800円。保護者は1人まで無料で、2人目からは800円(時間無制限)かかります。中学生以上のみでの入場は不可。期間は9月1日まで。
ウォーターガーデンはプールではなく水遊び広場で、更衣スペースが用意されているので水着でも普段着でも利用可能。サンダルなど履物を履いての利用となります。
床から水が飛び出すマジカルミストや、ロングとショート2種類のスライダー、2才まで限定のよちよちエリアなど複数のウォーターアトラクションを用意。
詳細な場所は、東京ドームシティ アトラクションズ内の「スプラッシュガーデン」。Gロッソからエスカレーターで2階に上がるほか、フードコートと屋内遊び場「アソボ~ノ」の間にある、エレベーターもしくは階段を使ってアクセスできます。
屋根がない場所で、スライダーなど人気アトラクションは土日は結構並ぶので日差しがきつい時間は注意が必要です。再入場はできないので遊び終えてからの移動にはなりますが、隣にGロッソやラクーア、アソボ~ノなど屋内施設があるので、そちらを利用して涼むのもおすすめです。
営業開始時間は入場に並ぶこともありますが、オープン15分前から入場できるアーリーチケットが600円で用意されているので、絶対に並びたくない人はこちらも購入しておくと良いでしょう。
アクセスについては、複数路線が使えますが、近い順だと都営三田線水道橋駅>JR水道橋駅>東京メトロ後楽園駅となります。後楽園駅からが一番遠いですが、ラクーアを通り抜ければそこまで暑くないかも。駅からできるだけ歩きたくない人は、水道橋駅の利用がおすすめです。
東京タワー「WATER PARK」
東京タワーも夏季限定で水遊びスポット「TOKYO TOWER ちびっこ エキサイティング WATER PARK」をオープンしています。期間は9月8日まで。
2階の出入口正面に、9×9mのプールとウォータースライダーが一体となった水上アスレチック「アクアパーク」、高さ約6mの大型スライダー「デュアルスライダー」、パレットの下からランダムに水が飛び跳ねる「ポップジェット噴水」などを設置。対象年齢は2~15歳。
東京タワーが目の前なので、暑くなったらすぐに屋内に入れます。タワー内にはコンビニやフードコートがあるので食事場所も困りません。
料金は、利用したいアトラクションによって異なり1,000円~2,000円。時間制限は平日3時間、土日祝1.5時間となっています。保護者は入場無料。
アクセスは、一番近い駅として大江戸線赤羽橋駅があり、所要時間は徒歩5分ですが、途中に勾配が急な坂があるので子連れにはあまりおすすめできません。他の駅は遠いので、できるならバスの利用がおすすめ。
都営バスや東急バスが通っているほか、東京駅丸の内口→ウォーターズ竹芝→日の出ふ頭→東京タワーを巡回する無料シャトルバスもあります。シャトルバスの所要時間は38分と長めですが、途中にレインボーブリッジなども見えてちょっとした観光気分を味わえます。本数は少ないですが、無料なので時間に余裕のある人におすすめしたい方法です。
六本木「ドラえもん スプラッシュひろば」
テレビ朝日・六本木ヒルズの夏祭りとして、テレビ朝日本社7階屋上に「ドラえもん スプラッシュひろば」が登場。期間は8月25日まで。利用料は無料。
水遊び用のおもちゃやミストが噴出するエリアがあり、東京ドームシティや東京タワーのアトラクションに比べると規模は控えめですが、無料なことを考えると十分な設備です。
同じフロアには食堂もあり、隣接する六本木ヒルズにもレストランは多数あるので食べるところにも困りません。子供にとって楽しい施設は少ないですが、映画館もあるので水遊び場とのはしごなら1日十分に過ごせそうです。
アクセスも、日比谷線 六本木駅なら直結なので暑い中長時間歩くこともありません。
東京スカイツリー「ソラマチひろば噴水」
東京スカイツリーのソラマチにも噴水で遊べる場所が登場。期間は9月1日まで。利用料は無料。
遊具やアトラクションなどはありませんが、気軽に水遊びができるスポットです。ソラマチには水族館や展望台、子供用の遊び場「ちきゅうのにわ ~キッズガーデン~」などがあるので1日余裕で過ごせます。ただし遊び場は利用料がちょっとお高め。土日だと、大人2人子供1人、2時間で6,000円以上掛かるので結構びっくりします。
台場「水の科学館」
東京ビッグサイト付近の「東京都水の科学館」は、入ってすぐに水遊びできるエリアがあり、涼しい屋内で水遊びができます。全身濡れるような場所ではないので、着替えや水着は不要。タオルさえあれば十分乾くくらいの規模感です。利用料は無料。
水遊び以外にも、水道について学べるシアターは大人も勉強になる内容。体験型の展示や実験装置もあり、幼児から小学生まで楽しく過ごせます。
アクセスは、ゆりかもめ 東京ビッグサイト駅、りんかい線 国際展示場駅からいずれも徒歩8分。木陰も少ないので真夏に歩くのはおすすめできないので、潔くタクシーに乗ると楽です。1メーターほどで到着します。
バスなら「武蔵野大学前(都バス 東16)」で降りればそこから徒歩3分なので、タイミングが合えばバスの利用も良さそうです。
台場付近は商業施設も多いので、水の科学館で遊んだあとに時間が余っても過ごせる場所が豊富なのも安心です。ダイバーシティ東京、アクアシティお台場と歩くと距離はありますが、こちらもタクシーで1メーターほどで移動できます。
王子駅「飛鳥山公園」「音無親水公園」
水遊び場ができる公園は多数ありますが、都内随一の駅近公園は、JR京浜東北線 王子駅から徒歩約2分の飛鳥山公園。大きな噴水や滝があり、夏季限定で水遊び場ができます。期間は9月10日まで(9月は土日のみ)。
公園には大きな蒸気機関車や都電の展示があり、中に入ることもできます。遊具も充実していますが、木陰があまりないので真夏は気をつけた方が良いでしょう。水遊び場のほか、飛鳥山公園には紙の博物館や飛鳥山博物館、渋沢栄一の資料館などがあるので、有料ではありますが暑さが厳しいときは屋内施設で過ごすのも良さそうです。
なお飛鳥山公園は「山」とつくだけあって階段の登り降りがあり、ベビーカーだとちょっと行きづらい場所でもあります。乗車時間2分のモノレール「アスカルゴ」もありますが、水遊び場までは遠回りに。
もっと駅から近い場所が良い人には音無親水公園がおすすめ。こちらは王子駅直結と言っていいくらい目の前にあります。
飛鳥山公園が王子駅中央口もしくは南口を利用するのに対し、音無親水公園は北口を利用します。改札を出たらすぐに水辺が見えて、あまりの近さにびっくりするほどでした。
水遊び場に降りるための手段として一番近いのは階段ですが、少しだけ奥まで歩けばエレベーターもあるのでベビーカーでも問題ありません。音無親水公園は木陰が多いのであまり暑さを感じずに快適に遊べました。
ただ、木陰が多い故に虫が多く、苦手な人は注意が必要。コケもあって滑りやすいようで、飛鳥山公園の方が安心して遊ばせられるという意見もあるので、アクセスや遊び場の充実度、安全性など、優先したいものを基準に選ぶと良さそうです。
どちらも公園なので食事処はありませんが、王子駅周辺は飲食店が充実しているので食べるところには困りません。
このほかにも、子育て中のインプレス社員におすすめしてもらった水遊び場がまだまだあります。上記で紹介しきれなかった施設は、一言コメントとともに紹介します。
駅から少し遠い施設もありますが、いずれもバスを使えば近くまでアクセスできます。興味のある施設がありましたらぜひチェックしてみてください。
小金井「野川公園」
野川公園の湧き水エリアとか野川自体は水遊びスポットです。いつも自転車で通ると懐かしい気持ちにさせてくれるエリアです。あんまり駅近ではないのですが……大きい公園なのでそれなりに施設は充実しています。