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渋谷 東急百貨店本店、1月末に営業終了 55年の歴史に幕

渋谷の東急百貨店本店が、1月31日もって営業を終了する。同地における開発計画に伴うもので、1967年の開業から約55年の歴史に幕を閉じることとなる。

跡地には、地上36階・地下4階、高さ164.8mの複合施設を開発する計画で、2027年度竣工予定。隣接する複合文化施設「Bunkamura」も大規模改修工事を行なう予定で、オーチャードホールを除き4月上旬から2027年度中までの休館を予定している。

東急百貨店本店は、渋谷駅周辺だけでなくにぎわいを面として広げることを目的に、松濤エリアにて1967年11月1日にオープンした。所在地は東京都渋谷区道玄坂2-24-1。

東急百貨店本店では現在、“最後のクリアランスセール”として「GRAND FINAL SALE」を実施している。

また“最後の屋外広告”として、松任谷正隆氏が撮影した写真を使用した本店正面大型屋外広告を掲出している。写真は営業終了に向けたメッセージ「THANKS&LINK」を表現したもので、東急百貨店のシンボルマークQの丸部分を従業員と小学生の人文字で、ひし形部分を従業員からのメッセージをつなぎ合わせて作っている。

渋谷駅周辺では、東急百貨店東横店が'20年3月に営業終了したほか、渋谷マルイが日本初の本格的な木造商業施設へと刷新('26年開業予定)するため'22年8月から休業している。