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iPhoneのアプリアイコン長押しが捗る マップ・メモ・時計
2022年8月18日 08:20
突然ですが、iPhoneのアプリのアイコンを“長押し”するのはいつでしょうか。アプリを削除するときだけ? と思った人は、隠れた名機能を見逃しているかも知れません。アイコンを長押ししたときに表示されるメニューは「クイックアクション」という、そのアプリに関する機能にすばやくアクセスできる優れものです。
クイックアクションの項目は[ホーム画面を編集][Appを削除]を基本項目としてアプリごとに異なり、アプリのインストール直後と使用後の機能利用状況でもメニューは変化します。目立たない機能ですが、あらためて見直すと結構使えることを発見。今回は利用機会の多いアプリについて、“長押し”の使い勝手を検討してみます。
オススメしたい“長押し”メニュー5つ
特に“長押し”をオススメするアプリは[カメラ][マップ][時計][メモ][App Store]の5つ。
まずは利用頻度の高い[カメラ]アプリから見てみましょう。長押しメニューの項目は[セルフィーを撮る](インカメラでの撮影)[ビデオを撮影][ポートレートを撮る][ポーレートでセルフィーを撮る](インカメラでポートレートモード)です。個人的には長押しからすぐにビデオ撮影できるのが助かります。よく自撮りするなら[ポートレートセルフィーを撮る]は重宝するでしょう。
2つめは[マップ]アプリです。待ち合わせ時に自分の現在地を知らせたいことがありますよね。そんなときは[自分の現在地を送信]が便利。すぐに自分の現在地をコピーできて、SNSなどでの連絡がスムーズです。なお[Google Maps]アプリにも同等の項目[現在地を送信]があります。
3つめの[時計]アプリの、[アラームを作成][ストップウォッチを開始][タイマーを開始]はどれもいい。アラームをかけるのに都度、アラームに切り替える手間が省けます。ストップウォッチやタイマーも即開始されて使い勝手は上々です。
4つめ。何かと利用する[メモ]アプリの長押しメニューも使えます。[新規メモ]と[新規チェックリスト]は項目名通り新規のメモと新規のチェックリストを作成する項目。[新規写真]と[書類をスキャン]では撮影した写真を「メモ」として記録できます。[メモ]アプリを起動してからの撮影は面倒ですが、長押しからの撮影は簡単。カメラロールの写真は仕事用の写真ばかりという人にもおすすめです。
5つめは[App Store]アプリ。[App Store]のアイコンをタップするのは、アプリの検索かアップデートではないですか? いつもは[App Store]アプリの起動後に画面下のアイコンから選ぶはずです。ですが、本来の目的を忘れて、目に入ったオススメアプリの詳細をつい見たりして……。長押しメニューから時間の浪費を回避できます。
使い方がハマれば役立つアプリいろいろ
Webサイトはブックマークから開くことが多い、特定の相手にメッセージをよく送るなど、メニューにある機能と自分の使い方が合えば便利なアプリを紹介します。
[Safari]アプリの長押しメニュー[ブックマークを表示]から、登録済みのブックマーク一覧を介して目的のWebサイトをすばやく表示できます。[リーディングリストを表示]はリーディングリストを表示。[新規タブ]と[新規プライベートタブ]も項目名そのまま、新規のタブが開きます。ちなみに[Chrome]アプリは、ブックマークへのアクセスはできませんが、QRコードのスキャンと音声検索が便利です。
[電話]アプリにあまり不満はないと思いますが、[新規連絡先を作成]と[連絡先を検索]は意外と便利です。[最近の通話を表示]は通話履歴、[最近の留守番電話を表示]は留守番電話一覧を表示します。
[メール]アプリでは[検索]をよく使うのではないでしょうか。複数のフォルダーを作成しているなら[受信]や[VIP]から直接フォルダーを開けるのも便利です。
[メッセージ]アプリでは、特定の相手とのやり取りが多い場合に長押しメニューが便利。直近でやり取りした相手がリストで表示されます。
[写真]アプリで便利に使えるのは[お気に入り]です。頻繁に確認する写真を登録しておくと長押しメニューからの操作が捗ります。
[カレンダー][リマインダー][連絡先]のように、新規登録の項目のみが用意されているアプリもあります。いずれもアプリを起動してからの“追加”の操作は省略できるので、好みで利用してもいいでしょう。
いつも使っているアプリを“長押し”してみよう
ここでは、主にiPhoneの標準アプリを紹介しました。もちろん、ほかのアプリにも“長押し”メニューがあります。インストールされているアプリのアイコンを長押ししてみてください。よく使う機能にすばやくアクセスできるかも知れませんよ。